How to Win

■ライバル戦■


  前作でも、それなりに人間臭さを出していたライバルが、本作になり、さらに人間らしい動きをするようになりました。
コーナーへのアプローチでミスをしたり、アザーカー前方をふさがれた時、走行ラインを修正して壁やアザーカーにヒットしやすくなりました。
1の頃の異常なコーナリングから比べれば格段の進歩です。
おかげで、先行さえできれば、ライバルの難易度は全体的に低くなってます。
ところが、ライバルを先行させると、結構辛いです。
序盤の弱いライバルでさえ、かなり陰湿なブロックをしてきます。
ブロックをされると、いかにエンジン性能で勝っていても、ライバルカーを追い越す事ができずにSPゲージは減り続けます。
そこで、本作のキーポイントは「いかにブロックをかわすか」となるでしょう。
普通に後ろについていると、確実にブロックされます。

 抜きどころとしては、アザーカーをパスする時や、橋ゲタなどで道がわかれる所などでしょう。
ライバルカーはアザーカーを避ける時に、右か左へ回避または、減速します。
この時、アザーカーが道路の中央付近にいるならば、ライバルカーが避けた方向と逆の方向に避ければ、加速力さえあれば、一気にライバルカーの前に出られます。(4WDやターボ車なら、さらに有利)
仮にライバルカーと並んだとしても、ライバルカーの方向にステアリング操作すると、ライバルカーは接触を回避しようとして減速してくれます。(ぶつける事でも減速させる事は可能ですが)
ただ、湾岸線のような直線路ならよいのですが、C1のようにコーナーが連続している所では、ライバルカーの方が理想的なライン取りで回避するので、足まわりの性能で負けていると、アザーカーを使ったパスも難しいです。
コーナーにアウトから進入する時に、自分のマシンもライバルカーの尻についていては、ブロックされ続けて抜く事はできませんが、あえて、ラインを崩して、ミドルから進入し、ツッコミでライバルカーの前に出るという事は可能です。
前述したように、ライバルカーの前にさえ出てしまえば、後は、巧みにブロックすれば勝てます。
このような方法で、「ツッコミで抜く」のが一番の方法となるわけですが、この場合、コーナーをクリアできなければ、壁やアザーカーに接触して、タイムロスをしたりSPゲージが減ってしまいます。
それには、ドリフト走法などのドライバーのテクニックが要求されます。
参考までに、ツッコミで車体が安定するようにするには、ブレーキバランスをフロント寄りにすると良いです。

 もう一つ、重要なのがギア比です。
足まわりのセッティングよりも、とにかくギアの調整が勝敗を分けます。
とくに、湾岸線の第二部ではノーマルのセッティングではR34を使っても、勝てません。
よくわからないという人は、とりあえず、ファイナルだけでもHi側にしておきましょう。
目安は、トップギアでレブリミットに入るようでは、低すぎで、トップギアに入らないようでは高すぎという感じです。
理想的なのは、トップギアでピークパワーになるようにする事ですが、ファイナルだけの調整では、結構辛いと思います。

 それと、バトルは100km/h付近からスタートします。
つまり、アザーカーなどに接触して、100km/h以下に失速さえしなければ、100km/h以下のギアは無視してよいという事になります。
どのみち、100km/h以下に失速したらバトルでは負けます。
そこからのリカバリーを考えるよりも、潔く切り捨てた方が良いでしょう。
100km/hからのギア比だけを考えて、セッティングすれば、加速力、最高速ともバランスのとれたギアにする事ができます。
最高速は伸びるけれど、そこまでの加速でライバルカーに負けてるという人は、1〜3速を高めにして、4〜5速に迅速に繋がるようにセッティングしてみましょう。
ギアが繋がらなければ、最高速仕様も意味がありませんから。