チューニング&セッティング

○チューニング

 2になって一番変わったのは壁接触によるタイムロスが増えた点でしょう。
これはチューニングやセッティングに非常に大きく影響してきます。
また、新たに「マシンの劣化」がシステムとして導入されたので、走る時にはタイヤやエンジンの損耗に気を使わなければなりません。

前作ではとにかくパワーを上げれば勝てましたが、2ではそう簡単にはいきません。
全体的なバランスを考える必要があります。

 では、各パーツの解説は後にして、まずチューニングのセオリーを説明しましょう。

 マシンを改造する時、通常のレーシングゲームなら、とりあえずパワーアップと考えるでしょうが、この作品では価格が高い割に、大してパワーは上がりません。
ボディーチューンによる軽量化という手段もありますが、これも価格が高いです。
では、どうすれば安く効率よくパワーを上げられるか?
 マフラー交換は比較的安いので、とりあえずこれで我慢しましょう。
 それと意外にもエアロパーツによる軽量化は安くて効果が高いです。各パーツ10万CP程度ですが、それぞれで3〜5Kgずつ軽量化すれば、トータルで20〜30kgは削れます。
これならボディチューンのタイプ3の半額程度で同等の軽量化が見込めます。
 これにボディチューンを加えれば、エンジンをいじらずとも前半は勝てます。

 次に重要なのはタイヤです。
グリップの高いタイヤなら、より速いスピードでコーナーが曲がれます。
つまり、パワーが無い車でも、コーナーの速さで勝負ができるのです。
 序盤の舞台になるC1は外回りも内回りもトリッキーなコースなので、直線の性能よりも、コーナリング性能を重視した方が効果的です。
 タイヤはそんなに高くありませんから、エンジンをいじったりするよりも、タイヤから交換しても良いでしょう。
 序盤のライバルカーはコーナリングが下手なので、直線のスピードで劣っていても、コーナーの連続する区間でバトルを挑めば確実に勝てます。

 これだけいじったら、後は次の車を買う為にひたすら貯金するのが良いでしょう。

 次にいじるとするならばサスペンションやブレーキです。
これも安価で効果が高いです。
ギアやクラッチはエンジンをいじってからの方が良いでしょう。

 それと、ホイール交換も実は軽量化に貢献します。
デザインを重視するのも良いですが、なるべく軽いホイールの方が、バネ下重量を減らせるので運動性能も高くなります。

・パワーアップチューン

 【エンジン】
  チューニングステージが上がるに連れて、トルクが増大し、最高回転数も上がります。トルクは加速力アップに繋がり、最高回転数の上昇は最高速の向上に繋がります。
  また、エンジンのタイプによってパワーの上昇率は変わります。NAやロータリーはトルクはあまり増大しませんが、回転数は高くなります。ターボ車はトルクが大きく増え、回転数も上昇しますが、NAほどではありません。
  なお、スカイライン系はトルクの増大が他のエンジンより抜きんでています。

  副作用として、車重が増加しますが、TYPE6だけ軽量化します。
  

 【マフラー&エアクリーナー】
  チューニングステージが上がるに連れて、トルクが増大します。最高回転数には変動はありません。
  価格が手頃なので、とりあえず、これからやってみるとよいでしょう。

  TYPE3までは目立った変化もなく、車重がわずかに増加するので、できればTYPE4からのものを装着すると良いでしょう。

・ドライブトレーンチューン

 【ミッション】
  チューニングステージが上がるに連れて、シフトチェンジ時のロスが減ります。TYPE1では0.1秒もタイムラグがありますが、TYPE4ではタイムラグが無くなります。
  タイムラグがあると、その間マシンは加速しません。わずか0.1秒であってもコースによっては、何度もシフトチェンジを繰り返すシーンもありますから馬鹿にできません。
  とにかくTYPE4にしましょう。  

 【クラッチ】
  パワーアップの効果をより高めるには、エンジンチューンの度合いに応じてクラッチも変更していく必要があります。クラッチを変更する事で加速力が増します。

  副作用で車重が増します。

 【ブレーキ】
  パワーが上がれば、ブレーキにも気を使わなければならなくなります。序盤はノーマルでもいけますが、エンジンチューンが進むとブレーキの強化は必須と言えるでしょう。
  また、ブレーキのチューニングステージが上がるに連れ、ブレーキのレスポンスも良くなっていきます。

  副作用として、車重が増します。

 【タイヤ】
  本作からタイヤが消耗するようになりました。ガレージに戻れば復活しますが、グリップ力の高いタイヤほど減りも早いです。また、パワーを上げる程減りも早いです。最もグリップの高いタイヤの場合、フルチューン状態では、一回のバトルが持つか持たないか程度になってしまいます。

 【サスペンション】
  サスペンションを交換するとコーナリングの限界性能が上がります。交換するなら、車高調整ができるタイプ2からが良いです。
  なお、チューニングステージが上がるに連れ、車重も減らせます。

・ボディチューン

 マシンの軽量化だけでなく、剛性強化なども行われます。タイプ2まではボディ強化が大きく、あまり重量は変わらないですが、タイプ3〜はかなり軽量化されます。
軽量化はパワーアップとブレーキ強化と同等の効果がある上、値段も安いです。
また、剛性強化はサスペンション交換に匹敵する変化が見込めます。
早期にタイプ3まで済ませたい所です。

・エアロチューン

 空力特性改善により、最高速を伸ばしたり、コーナリング限界を高めたり、ブレーキの効きを増したりする。また、高価なパーツは軽量化の役割も果たす。

 【フロントバンパー】
  最高速のアップとタイヤのグリップ増大とブレーキの効きに効果があります。また、TYPE3からは軽量化にもなります。

 【ボンネット】
  軽量化のみ。

 【ミラー】
  意外に思えるかもしれませんが、ミラーをTYPE2に交換すると、フルエアロ化以上の空力特性改善になります。デザインは格好悪いですが、最高速を目指すならTYPE2にしましょう。

 【サイドスカート】
  タイヤのグリップ増大とブレーキの効きに効果があります。

 【リアバンパー】
  タイヤのグリップ増大とブレーキの効きに効果があります。

 【リアスポイラー】
  最高速のアップとタイヤのグリップ増大とブレーキの効きに効果があります。また、TYPE4からは軽量化にもなります。

その他、ライトやホイールはデザインだけでなく、軽量化にも貢献します。
ただし、リトラクタブルライトの場合は空力特性の改善にもなります。
グリルも空力特性改善になります。

○セッティング

 前作よりもセッティングの効果が体感できるようになりました。また、ターボ車のブーストコントールなど、新たな要素も加わりました。

・ハンドリング

 これをクイックにしてもマシンそのものがクイックに動くわけではなく、操作に応答するスピード、ようするに、チョンと操作しただけでも曲がるように変わります。
限界特性は変わらないのですが、初期応答が鋭くなるので、コーナリングを重視するならクイックに、最高速を重視するならスロウ側にしましょう。

・アクセル&ブレーキ

 これもマシンの加速性能やブレーキ性能が変化するのではなく、入力してから反応するまでの時間が短縮できるというものです。
クイックにすると微妙なコントロールができなくなります。
基本的にノーマルで良いと思います。

・ブレーキバランス

 これは前輪と後輪のどちらにブレーキ配分を取るかを変更するものです。
グリップ走行重視ならばフロント側に、ドリフト気味が良いならリア側に。
ただし、あまり極端に設定するとブレーキの効きが悪くなります。
前後のバランスを考えて微調整程度にするのが良いでしょう。(1〜5の間)

・車高

 これは低い程良いです。高くする必要はないでしょう。

・ギア比

 ギアを最適化して、加速性能や最高速性能を調整します。とても重要な作業です。

 各1st〜のギア比調整とファイナルのギア比調整は独立した作業と考えて下さい。
各ギアの調整はそのギアにしか効果はありませんが、ファイナルは、ギアユニット全体に影響があります。
 例えば1速から5速までを加速重視に調整しても、ファイナルが最高速側に調整されていたら、全然効果が無いどころか、逆に加速が悪くなってしまいます。

 まずはファイナルで全体の調整をしてみて、気に入らない部分があったら、各ギアを調整、更にまたファイナルで調整という作業を繰り返し、各コースに合ったギア比を設定します。
非常に根気の要る作業ですが、ギアがバッチリ決まると、随分マシンの速さも変わります。

 加速重視にしたいならLow側に、最高速重視にしたいならHigh側に調整します。
 各ギアの所に(2.015)のような数値が書いてありますが、この数値が各ギアの間隔で小さいほどギアが「クロスしている」ので加速が良くなります。
 例えば、1速が3.000で2速が2.000の時と2速が1.800の時とでは、2.000の方がギアの繋がりが良く、加速が良くなります。
逆に、数値の差が大きいほど繋がりが悪く、加速は悪くなります。
この繋がりを重視するのが、各ギアの調整作業になります。
実際に走ってみて、あまりシフトチェンジが早いなら大きくして、遅いようなら小さくすると良いでしょう。

・スプリング&ダンパー

 サスペンションは硬くするほど応答性が高まりますが不安定になります。逆に柔らかくすると応答性は悪くなりますが、安定性が増します。
 速く走りたいなら、サスペンションを硬くする必要がありますが、それには不安定なマシンを抑え込む技術が必要です。不安定さを利用した走りができなければ、硬くしても速く走る事はできません。
 応答性が高まるというのは、ハンドルを操作した通りにマシンが曲がってくれる事です。その結果、マシンは曲がったが、タイヤが破綻してコントロール不能になる事は十分にあり得る事です。

 フロントを硬くすると、マシンがスッと曲がるようになります。逆に柔らかくすると、曲がり始めるまで、ややもたつきます。
 リアを硬くすると、オーバーステア傾向が高まります。つまり、ハンドルを切った以上に車体が曲がります。逆に柔らかくすると、コーナリング中に踏ん張るようになります。

 前後のバランスを変える事でマシンの性格も変えられます。FR車のオーバーステアを解消したいなら、リアの方を柔らかくすると良いでしょう。FF車のアンダーステアを解消したいなら、リアの方を硬くすると良いでしょう。
 また、積極的にドリフト走行をしたいなら、前後とも硬くすると良いです。逆にグリップ走法が良いなら前後とも柔らかめに。

・ターボブースト

 ブースト圧を上げるとパワーが上がります。しかし、発熱量が増えるので、時間とともにパワーが低下していきます。
 ブーストが高い程早くパワーが落ちてしまい、長時間走ると加速性や最高速が体感できるほど落ちます。
 ただし、これはガレージに戻れば復活します。ですから、短期にバトルを終わらせたい場合は高めにしても良いでしょうが、湾岸線のような長時間・長距離のバトルの場合は控えめにした方が良いです。

 ノーマル280馬力のマシンをフルチューンして550馬力にした場合、出力は1.9倍程度ですが、この割合で性能が低下していくと考えてください。ブーストアップで20%〜30%さらにパワーをあげられますが、それは同時に20〜30%の割合で性能低下が進むという事になります。
 550馬力のマシンでも、最悪の場合30km走った時点で380馬力そこそこまで低下してしまいます。

 また、ブースト圧が高いと車体の剛性が弱り、コーナリング限界も下がります。