How to Win

■ギアセッティング■


 序盤はあまり気にかけずに済みますが、湾岸線でのバトルになると、ノーマルのギア比では、とてもじゃありませんが勝てません。
さらに、後半になると、C1でのコーナー勝負でもギアが重要な鍵となってきます。

 ギアセッティングはおおまかに「最高速仕様」と「コーナリング仕様」にわかれます。
 「最高速仕様」の場合、低速を犠牲にして最高速を伸ばすというものですが、エンジンの限界を越えるようなスピードは出ません。
 「コーナリング仕様」の場合、走る場所によって、若干変わってきます。環状線のみでいく場合と、八重洲線も含める場合、新環状でも通用するようなセッティングなど。
基本的には、走る場所でどこまで最高速を伸ばすかというのと、どのギアを多く使うのかを考えてセッティングします。

 「最高速仕様」で注意しなければならないのは、バトル中にできるだけ早く最高速にもっていかなければ、どんなに最高速が高くてもバトルに負けてしまい、意味がなくなってしまうという点です。
また、チューニングレベルが高いエンジンの場合、最高速仕様だと、みるみるエンジン性能が低下していくので、最高速仕様といえども加速性は犠牲にできません。
とりあえず、使う事が無い1速は無視して、2速を若干犠牲にする感じでセッティングしていくといいでしょう。
最初はファイナルを最もHigh寄りにして、そこから徐々にLow側に落としていきます。(逆でもいいです)
目安は、回転数がピークパワー発生回転付近で停滞するあたりです。
レッドゾーンにまで入っているならもっとHigh側に、トップギアに入らないようならもっとLow側にして、一番最高速が出るポイントを探します。
これを基準に、他のギアをいじる事になりますが、先ほど述べたように1速は無視していいので、2速からトップギアまで速やかに繋がるように合わせていくのがよいでしょう。
そこで目安にするのは、各ギアの所に書いてある数値です。
各ギアとギアの間の数字の間隔が大きいとシフトアップした時に回転数が大きく落ち込み、加速が鈍ります。
逆にギア間の数字の間隔が小さすぎると、加速は良いですが、最高速が低くなってしまいます。
最高速仕様で理想的なのは、回転数の落ち込みを極力減らして最高速を伸ばす事なので、最低でも先ほどファイナルで出した最高速よりスピードを落とす事なく加速を向上させる必要があります。
一番楽なのは、ファイナルとトップギアは変えず、その間のギアを均等に分けていく事です。
この時、もし、スタートダッシュを重視するなら2速をLow側からスタートし、スタートダッシュをあまり考えないならHigh側からスタートするとよいでしょう。1速がおもいきりHigh側なので、エンジンによっては、バトル開始時に2速でパワーバンドを外している事になりかねません。
バトル開始時の回転数に注意しながらセッティングしましょう。
理想的なのは、バトル開始時に2速のピークトルク回転数付近に来る事です。

 つぎに「コーナリング仕様」の場合ですが、もし、アザーカーや壁に接触しての速度低下を恐れるなら、保険として、1速もある程度考えておいた方がいいですが、大体の場合、ぶつかったらお終いなので、ここでも1速は無視していいでしょう。
今度は最高速仕様とは逆で、各ギアの繋がりをはじめに見ていきます。
デフォルト時はあまり良いセッティングではないので、各ギアでの回転の落ち込みを少なくするように、合わせていきます。
あまり各ギアの数値を近づけすぎても、エンジンのパワーバンドを活かしきれないので、できるだけ回転数に合わせてセッティングしていきましょう。
こうして、理想的なクロスミッションに仕上げていきます。
最後に、走る場所の最高速に合わせてファイナルを変更すればOkです。
もっとこだわるなら、走る場所でもっとも多用するギア、たとえば3速から5速を多用するなら、この間をよりクロスさせて、他の1速から3速を離し、6速を高めにして最高速も伸ばすといった性格づけも出来ます。
これだと、ボス戦などでは、スタート直後のもたつきをライバルをブロックする事でカバーし、コーナー勝負で引き離し、ストレートでも負けないようなマシンになります。