|
〜演奏曲〜
Opening Act 〜コブクロ〜
YELL 〜エール〜
blue blue
風
Misato Stage
18才のライブ
とびだせ青春
ムーンライトピクニック
BIG WAVEやってきた
小指
泣いちゃいそうだよ
ONE MORE KISS
My Revolution
YOU 〜新しい場所〜 (with コブクロ)
いつかきっと (with コブクロ)
シャララ
グロリア
本降りになったら (with 大江千里)
10years (with 大江千里)
piano solo by 大江千里
orange 〜What's the vibe?〜
Funky Kitchen 〜スローフードのすすめ〜
SHOUT[ココロの花びら]
サマータイムブルース
7colours
-ENCORE-
恋したっていいじゃない
〜ドラえもんのうた
みんないた夏
夏が来た
サンキュ
|
台風10号の進路を心配しながら目覚めた朝。
雲は多いものの思った程の悪天候でもなく「これなら大丈夫！」と向かった西武ドーム。
が、現地に着く頃には横殴りの雨へと変わってしまった。
例年なら多くの人々で埋め尽くされる球場前広場も悪天候のために閑散としていた。
発売開始と共に長蛇の列が出来るグッズ売り場やCD売り場も売店内での販売となり
今年に限っては買いやすい状態となっていたようだ。
開場時間となる15:00を前にして、台風10号は、関東から1番遠いコースとなったのか、
雨も上がり明るさも増してきている。駅構内で待機していた多くの人々もドーム内へと
歩を進めていく。周回通路を歩き出すと…何かが違う。悪天候による雨の吹き込みを
心配したのか、テレビ中継を考慮したのか、ステージが内野寄りに設置されているのだ。
そのため、スタンド席は上段まで埋め尽くされ、美里の想いはひとつに纏まったまま
最後方まで届いていきそうだ。
16:30、初の試みとなるオープニングアクトにはコブクロが登場。
開演時間までには間があるために、ざわついた中でのステージとなったが、
トークを交えながらアコースティク・ギター1本で3曲を披露した。
なお、最後に演奏された「風」は美里からのリクエストだったそうだ。
BGMを聴きながら狭山茶で一息ついていると…「Break on through」での盛り上がりもなく
17:10、ステージの照明が落ち、サポートメンバー登場。
ドラムで始まったイントロをバックにステージ下手から駆け足で美里、登場！
今回の衣装は、黒をメインとしたパンツにインナー、そして革ジャン。
テレビを意識した構成だったのだろうか？いきなりの盛り上がりを見せたように感じる。
一気に盛り上がった気持ちを静めるかのように始まったバラード。
歌唱力があって声質も良い美里のバラードは、毎年のように聴き入ってしまう。
年齢を重ねてくると共に表現力も豊かになってくるようだ。
この頃になるとドームの外には晴れ間も見えるようになってきた。
前夜からの悪天候を考えると信じられない程の回復ぶりだが、美里がMCで語ったように
「実はここバーっと開閉式になって、ガー降ってきて欲しいなとか思ったりしてない？」
っていうのは、私も含めて多くの方が感じていた事だろう。
コブクロとのコラボレーションは2曲。
「YOU 〜新しい場所〜」は、コブクロ〜美里〜コブクロとメインヴォーカルを交代しながら。
「いつか きっと」はアコースティクなアレンジとなっていた。
ミュージックフェアでの競演やアルバムタイトルの話題など緊張気味だったコブクロの2人
を和ませるように話していた美里が印象的だった。
『ロックを母乳に育ってきた人たちへ』と、始まった懐かしくも心に残る名曲「シャララ」
もっとライヴで聴きたい曲のひとつだ。
大江千里さんとのコラボレーション。
初めて聴く「本降りになったら」は大江千里さんのアルバム「AVEC」収録されている
デュエット。切ない歌詞と演出が相俟ってしっとりと聴かせるアレンジとなっていた。
大江千里さんのキーボードだけで歌う「10yers」は全く新しいアレンジで演奏された。
デビュー当時の頃を思い出したのか、美里の目には涙が光っていた。
大江千里さんのピアノ・ソロにサポートメンバーが音を足していき、ライヴ後半へ。
真っ赤なドレスに衣装替えした美里がステージ中央奥から登場！
「Funky kitchen 〜スローフードのすすめ〜」では、ステージに女の子が登場。
ラストは「7colours 大作戦！」
スタンド上段から見るジェット風船は綺麗だった事だろう。
ウェイヴを挟んで「スーパーアイドル"D"」ことドラえもんの登場。
眠い目を擦りながらドラえもんの登場を待ち望んでいた子供達の瞳が輝きだした。
ドラえもんに手を振る子供達を見ていると、ちょっと感動してしまった。
「夏が来た」では、コブクロの2人・大江千里さん・Funkey Kitchen Dancers・ドラえもん、
と全員集合。みんな一緒に盛り上がり、最後はサポートメンバーも加わっての挨拶。
で、終了…。
と思いきや、ホントの最後には美里の素直な気持ちなのだろう。
「サンキュ」でお互いの気持ちを確かめられたような気がしたのは気のせいだろうか…。
『来年も約束の場所で!』と美里はステージを後にした。
力が抜けて座り込む視線の先には、テレビ中継のものだろうか？
サイド・スクリーンに、今夜のステージ映像をバックにスタッフロールが流れていた。
何気なく見ていたスクリーンに嬉しい文字が並んだ。
|
