
1.手袋を使用する目的を明らかにする |
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A:汚れ、異物付着の防止、軽い保護 |
B:危険物、刺激物からの保護 (油、薬品、熱、寒さ、切創等) |
C:製品、対象物への汚染防止 (食品、精密部品等) |
2.どの程度の期間使用するか? |
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A-1:短時間、使い捨ての場合 →ビニール手袋、ポリエチレン手袋、ニトリル手袋など |
A-2:ある程度継続的に使用する場合 →軍手、薄手の作業用手袋、コーティング手袋など |
3.どのような危険物、刺激物から保護したいか? |
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B-1:油、薬品、洗剤など →耐油手袋、耐薬品手袋 (ニトリルゴム、塩化ビニール等) ※素材により耐性が異なります。 |
B-2:熱 (高温の物体、火花など) →耐熱手袋 (アラミド繊維、ガラス繊維、厚手の革等) |
B-3:寒さ →防寒手袋 (中綿、フリース素材、防水透湿素材等) |
B-4:切創 (刃物、ガラスや金属片を取り扱う作業など) →耐切創手袋 (高強度ポリエチレン繊維、アラミド繊維、ステンレスワイヤー混紡等) |
B-5:衝撃、摩擦 →作業用手袋、革手袋、合成皮革手袋 |
B-6:静電気 →制電手袋 (導電性繊維の混紡) |
4.どのような製品、対象物を扱っているか? |
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C-1:食品 →食品衛生法適合手袋、使い捨て手袋 (ポリエチレン、ニトリル、ビニール等) |
C-2:精密部品、電子部品など →クリーンルーム用手袋、制電手袋、精密作業用手袋 (ナイロン、ポリエステル、ポリウレタンコーティング等) |
C-3:医療、介護など →医療用手袋、使い捨て手袋 (ニトリル、ビニール等) |