ビルの屋上に一人で座って夕日を眺めてる
 もう これで終わり
 君への手紙をポストに入れに行こう

 たぶん君だけは
 僕の言うことを笑わないで聞いてくれる

 『僕はもうここにいられる時間が無くなってしまった
 だから さようなら
 誰にも逢わずにいなくなるつもりだよ
 
 僕は明日の朝
 日が昇る前に 僕の生まれたところに
 帰って行くんだ
 この場所には もう二度と戻れない

 僕は今 君だけに話そう
 僕はウルトラの人
 そう この場所からずっと遠いところに一人飛んで行く』

 こんな僕だから
 誤解もされたし 相手にもされなかった
 だけど君だけは
 僕のことを ずっと許してくれていた

 僕は今 君だけに話そう
 僕はウルトラの人
 そう この場所からずっと遠いところに一人飛んで行く』