Phelsuma klemmeri

英名:yellow head daygecko
和名:キガシラヒルヤモリ

1997.11.30購入 購入先:Tropic fauna

購入した時、珍しい方だろうとは思っていましたが、これほど次の入荷がないとは思っても見ませんでした。
本で読んで小さくてきれい、そして丈夫、と言うことで選んだんですがね。

飼育自体は確かに簡単で、高温にも低温にも耐え、本当に丈夫です。色も綺麗だし、小さいし、本当にオススメですが、少し神経質。
鑑賞は出来るけど、写真は撮れない。

2頭いますが、どうもオス同士らしく、繁殖は出来そうに有りません。
購入した当時は、2頭をひとつのケージに入れていましたが、その頃は協調性もよく、先が楽しみでした。その時は、今より少し小さく、色もそれほどのっていませんでした。
2ヶ月ほどしたころから、次第に色づき始め、それに伴い非常に協調性が悪くなってしまいました。
何度か同居を試みましたが、どうもダメですね。小さすぎて、手に持って性判別できないのがネックですが、今まで観察した限りでは、2頭とも前肛孔がはっきりしているので、オスで間違いないでしょう。

ところで、彼らの威嚇は面白いです。
他のトカゲでは威嚇する時、体の側面を誇示する行動が見られますが、こいつらは背中を見せます。
ま、コブラなどでは背中も見せているわけなので、それ自体は普通かもしれません。
しかし、背中の見せ方が面白い。
体の右側なら右側を下にして、ちょうど自動車の方輪走行のようにするんです。
それもちょっと体を持ち上げるのではなく、ほぼ垂直になります。
こういうシーンを画像でお見せできればいいのですが、今では、個体間の優劣も決まってしまったようで、この行動自体が見られなくなってしまいました。

2年以上飼っているのに、ろくな画像が無い。 頭部のアップ キガシラの由来どおり黄色く見えますが、鼻先などは結構緑色です。

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