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2000年4月分

00/04/30
WSBK SUGOラウンドの結果です。
詳細は、HP内を御覧下さい。
「貴公子」井筒仁康選手が1・2レース完全制覇です。
おめでとう!
その他にも日本人選手の活躍が、目立っています。
<RACE1>
1位;井筒仁康
2位;芳賀紀行
3位;ピエール・フランチェスコ・キリ
4位;梁 明
6位;北川圭一
7位;玉田 誠
8位;吉川和多留
13位;武田雄一
16位;鎌田 学
<RACE2>
1位;井筒仁康
2位;吉川和多留
3位;コーリン・エドワーズ
4位;芳賀紀行
6位;柳川 明
7位;芹沢太麻樹
8位;北川圭一
9位;梁 明
15位;鎌田 学
16位;武田雄一
藤原克昭と青木治親が両レースリタイヤ、伊藤真一の名前がリザルトに
載っていません。予選から調子悪そうだったので、キャンセルしたのでしょうか?

WSS600の日本人選手の結果です。
12位;武石伸也
14位;浅井一郎

WGP スペインGP ヘレスの結果です。
詳細はHP内を御覧下さい。

125
スタート直前に雨が降ってきて、手を上げてウエットレースを要求するライダーが
いる中、そのままレーススタートが切られた。ホールショットは宇井が取った
が、1周目にやっぱり雨が降ってきて、後方のニエトJrが転倒、
上位陣が手を上げ中断を求め赤旗中断、再スタートとなりました。
再スタートも宇井がホールショットを決め、ジャンサンティ、上田、ロカテリと続く。
チェッキネロ、アルツァモラ、東まで7台でトップ集団を形成、いつもの如く順位を
入れ替えながらレースは進んだ。
11周目、宇井が突然トップグループから脱落、イグニッショントラブルで後退。
代わってトップにでたのは99年勝利せずにチャンピオンになったアルツァモラ。
ジャンサンティとトップ争いになったが、アルツァモラが96年オランダGP以来の
優勝を飾った。
以下、ジャンサンティ、ロカテリ、東、上田、チェッキネロの順でゴールした。

250
ホールショットは大治郎、中野はすぐに大治郎をかわしてトップに出る。
逃げにかかる中野だったが、2周目1コーナーで惜しくも転倒、再スタートを切るが、
最後尾からの追い上げとなり、ポイント獲得出来るか?
代わってトップに出たのはヘレスで絶好調のワルドマンだ。
トップに出たと思うと、見る見る2位の大治郎と宇川との差を広げ
独走体制に持ち込む。一方2位争いの大治郎と宇川、4位争いのジャックとウエスト
大治郎と宇川は順位を入れ替えず宇川が静観しているが、4位争いは熾烈だ。
中盤を大いに盛り上げた。しかし、次第にウエストが遅れ出し勝負あった。
結局ワルドマンが、5秒以上の差をつけ久しぶりの優勝を飾った。
2位争いは最終ラップに仕掛けるつもりの宇川にバックマーカーが邪魔して
仕掛けるに至らず宇川はまた仏頂面のインタビューとなった。
最後尾からの追い上げの中野はゴール寸前でギリギリ15位に入り、
貴重な1ポイントを獲得した。松戸は17周目のヘアピンで転倒リタイヤに終った。
大治郎がポイントリーダーになりました。

500
ウォーミングアップラップでポールポジションのビアッジが転倒、マシンが炎上してしまう。
スターティンググリッドにビアッジがいないままシグナルが変わるかに思えたが、
コース上に消化剤が残った為、スタート延期となる。ビアッジは慌ててスペアマシンに
跨りポールポジショングリッドへマシンを並べる。場内からブーイングの嵐。
その後オフィシャルの指示でピットスタートになるかと思われたが、再びウォーミングアップラップ
後にはポールポジションからスタートしてしまった。(これって良いのでしょうか?)
しかし、天罰(?)か、スペアマシンの調子が良くなかったのか?4周ほどでピットインリタイヤしてしまった。
レースはロバーツが好スタートし、独走体制を築いてしまう。ロッシ、バロス、チェカ、岡田、阿部が続く。
3周目のヘアピンで岡田がチェカに接触し、あわやコースアウトしかかり、順位を下げてしまった。
2位争いはロッシ、バロス、チェカの3台。
5位争いはクリビエ、マッコイ、岡田、青木、マクウィリアムズ、カピロッシで繰り広げられた。
(今日もマッコイはズルズル滑らせていました)
中盤、2位争いでチェカが2位に上がりバロスもロッシをパスした。
17周目、雨が降ってきてロバーツ始めトップグループが手を上げ、赤旗が提示される。
ロバーツはレース成立と思い、ウイニングランを周るが、2/3を周回していなかった為、
残り10周で2ヒート制になった。ウエット宣言がなされ、各ライダーのタイヤ選択もまちまちで
2ヒート目がスタート。ロバーツがスタートで飛び出るがすぐに後退、チェカがトップに出る。
クリビエもトップを走るが、ロバーツが1ヒート目の約5秒の貯金で逃げ切り優勝した。
2位は追い上げ届かなかったチェカ、3位にロッシが500初表彰台に登った。
(時間切れでインタビュー・表彰台はテレビに映りませんでした)
岡田は最後の最後で転倒したが、なんとか完走した。


00/04/29
WSBK SUGOラウンドの予選&スーパーポールの結果です。
詳細はHP内を御覧下さい。上位と日本人の結果です。
藤原、伊藤は惜しくもスーパーポールへ参加できませんでした。
明日の決勝6人表彰台を日本人独占を期待しましょう。
1位;コーリン・エドワーズ
2位;芳賀紀行
3位;玉田 誠
4位;吉川和多留
5位;トロイ・コーサー
6位;井筒仁康
7位;北川圭一
9位;梁 明
10位;柳川 明
14位;芹沢太麻樹
15位;鎌田 学
16位;藤原克昭
17位;伊藤真一
20位;武田雄一
25位;青木治親

次にWSS600の予選結果
16位;武石伸也
17位;沼田憲保
21位;浅井一郎

WGP スペインGPの予選結果です。
500
ちょっと日本人の調子が良くないかな?
決勝に期待しましょう。
1位;マックス・ビアッジ
2位;バレンティーノ・ロッシ
3位;カルロス・チェカ
4位;ケニー・ロバーツ
7位;岡田忠之
11位;原田哲也
14位;阿部典史
17位;青木宣篤
20位;小西良輝
250
ポールはワルドマンにさらわれましたが、
日本人3人は相変わらず元気の様です。
また、表彰台独占が見られるか?
ワルドマンが一矢報いるか?
1位;ラルフ・ワルドマン
2位;中野真矢
3位;加藤大治郎
4位;宇川 徹
10位;松戸直樹
125
宇井が初優勝の勢いで調子良さそうです。
東がちょっと元気なさそうなのが心配です。
1位;ロベルト・ロカテリ
2位;宇井陽一
3位;エミリオ・アルツァモラ
4位;上田 昇
11位;東 雅雄

日本GPで松戸選手が燃料違反を犯し、6位入賞を取り消す処分になるそうです。


00/04/28
先ずはWSBK SUGOラウンドの予選1日目の結果から。
上位5位までを日本人独占です。
全日本SBレースの様相を呈してきました。上位と日本人の結果です。
1位;井筒仁康 1:29.752
2位;芳賀紀行 1:29.900
3位;玉田 誠 1:29.992
4位;北川圭一 1:30.091
5位;吉川和多留 1:30.237
9位;柳川 明 1:30.625
10位;梁 明 1:30.684
11位;芹沢太麻樹 1:30.781
12位;藤原克昭 1:30.983
15位;武田雄一 1:31.607
20位;鎌田 学 1:32.729
23位;青木治親 1:32.824
25位;伊藤真一 1:33.235

同WSSです。こちらも日本人選手の結果です。
9位;武石伸也 1:35.096
17位;浅井一郎 1:35.689
22位;沼田憲保 1:35.801

WGP R4 スペイン ヘレスの予選1日目の結果です。
ヨーロッパ・ラウンドへ突入し、予想通り、各ワークスのエースライダーが上位に顔を出しています。
岡田以外の日本人勢がちょっと低迷しています。
500
1位;ビアッジ 1:43.182
2位;ロバーツ 1:43.219
3位;クリビエ 1:43.639
4位;岡田 1:43.893
13位;原田 1:45.068
14位;青木 1:45.141
15位;阿部 1:45.162
19位;小西 1:47.215

やっぱりアプリリアが出てきました。
注目のルッキは9位(1:45.749)でした。
250
1位;ワルドマン 1:44.390
2位;中野 1:44.758
3位;宇川 1:44.854
4位;加藤 1:44.856
8位;松戸 1:45.737

125
1位;ロカテリ 1:48.260
2位;宇井 1:48.868
3位;スカルビーニ 1:49.050
4位;アルツァモラ 1:49.141
5位;上田 1:49.359
12位;東 1:50.066

WSBKのカール・フォガティのリプレイスですが、R4イギリスでは
カダローラの出場が決まったと報じられています。
どうせなら、SUGOにも顔を出して欲しかったですね。


00/04/27
ドゥカティのカール・フォガティのリプレイスはカダローラではなく、
昨年のイギリスSBチャンピオンで、今年はAMAに参戦中の
トロイ・ベイリスに決まったとのこと。
SUGOからその先何戦かに出場するものと思われます。
カダローラに出場依頼をしようとしたが、既にオーストラリアから
イタリアに帰ってしまっていたようで、日本に呼べる状況に無かったと
報じられています。
カダローラも、ちゃんとレースを観てからにすれば日本でレース出来たのに。
もう、レースには興味なくなっちゃったのかな?


00/04/26
SUGOのWSSのワイルドカード出場ライダーです。

52 浅井一郎 チーム ファンデーション(DUCATI)
53 沼田憲保 エイジュウプロ レーシング(YAMAHA)

浅井選手は去年R2-1SBクラスランキング26位、鈴鹿8耐13位です。
チーム・ファンデーションは芳賀紀行選手を輩出し、いち早くDUCATIを
全日本に持ち込んだ名門チームです。
一方、沼田選手は御存知、元スズキワークスライダーで
RGV250γを開発しながら全日本チャンピオン獲得、
WGPフル参戦も経験しているベテラン選手です。
去年の鈴鹿8耐は同チームから出場し、25位完走しています。
武石選手と3人で、表彰台日の丸独占を期待しちゃいましょう。

鎌田学選手がアーロン・スライトのリプレイス出場の情報が(4/20)ありましたが、
FIM発表のものにはありませんでした。
また、カール・フォガティのリプレイスの情報も一切ありません。
金曜日の予選を待つ事にしましょう。


00/04/24
WSSの第1戦オーストラリアの武石選手の結果は、
予選14位、決勝10周リタイヤ(21周)でした。
SUGOラウンドに期待しましょう。

SUGOのWSBKのワイルドカード出場ライダーは以下の通り。
57 吉川和多留(Y)
58 梁 明(S)
59 北川圭一(S)
60 伊藤真一(H)
61 玉田 誠(H)
62 芹沢太麻樹(K)
63 武田雄一(H)
64 井筒仁康(K)
WGP鈴鹿の再現を期待出来る顔ぶれです。
レギュラーの柳川、芳賀、藤原、青木達の調子も上々の様ですので
全日本レースになっちゃうかも知れませんね。

WSBK第2戦オーストラリアの第2レースで転倒リタイヤした
99年チャンピオン、カール・フォガティは、上腕骨骨折で、全治40日とのことです。
そうすると、DUCATIはもしかするとテストライダーのルカ・カダローラの
レース投入なんかもあるかもしれません。
今ごろ急遽日本に向かう飛行機の中だったりして・・・


00/04/23
WSBK第2戦オーストラリアの決勝結果が出ました。
第1レースはビモータのアンソニー・ゴバートが優勝
日本勢はあまり振るわず、柳川9位、芳賀10位、藤原13位
青木はリタイヤでした。
第2レースは、やっとアプリリアのトロイ・コーサーが優勝出来ました。
芳賀は惜しくも2位、柳川6位、藤原7位(結構僅差)、青木10位でした。
ポイントランキングでは芳賀が71ポイントで単独トップです。
2位のコーリン・エドワーズが67ポイントで追走。
芳賀選手にはこのまま突っ走ってもらいたいものです。
次は地元日本ラウンドSUGOですから。

WSBK R2終了時点
Rank Rider Point
1 芳賀紀行 71
2 コーリン・エドワーズ 67
3 トロイ・コーサー 51
4 ピエール・フランチェスコ・キリ 43
5 グレゴリオ・ラビッラ 42
6 アンソニー・ゴバート 36
7 カール・フォガティ 36

00/04/22
WSBK第2戦オーストラリアの予選結果が出ました。
アプリリアのトロイ・コーサーがスーパーポールを制しました。
日本勢は芳賀紀行が5位、青木治親が7位、柳川明が8位
藤原克昭が10位とまずまずでしょうか。
第1戦の南ア予選で転倒、鎖骨骨折したと報じられた柳川選手でしたが、
元気に(?)出走している模様です。来週のSUGOにも元気な姿を
見せて欲しいものです。


00/4/20
WSBKの日本ラウンド(SUGO)でカストロール・ホンダのアーロン・スライトの
代わりにHRCテストライダーを務める鎌田学選手が出場する模様。
今週末の第2戦オーストラリアでは開幕戦南アフリカ同様にサイモン・クラファー選手が
出場しますが、第4戦イギリス以降はスライト選手が復帰出来るかもしれないとのこと。

WGP第4戦スペインGPのワイルドカード出場選手が公表されました。
注目は、アプリリア250で参戦のルッキ選手です。
地元ヨーロッパ・ラウンドに突入して、いよいよ本領発揮なるのか
アプリリア250、メランドリ選手と共に期待がかかります。


00/4/18
元WGP500チャンピオンで現在全日本GT選手権(4輪)で
活躍中のワイン・ガードナー選手(オーストラリア)が、
地元オーストラリアで開催されるシドニーオリンピックの
聖火ランナーを務めるとのこと。
五輪会場での点火はまだ未定だが、ドゥーハンが候補に
挙がっているとか?

鈴鹿日本GPで劇的な優勝を飾ったノリックだが、
鈴鹿から東京へ向かう車を運転中に、単独事故を
起こし、愛車のポルシェは大破、幸いノリックに怪我は
無かった模様。一安心です。


00/4/16
全日本R2-1第2戦MINEの結果です。
やはり今年の250はおもしろそうです。
また天候があやしいレースだったようです。
結果の詳細は「全日本」→「2000」からどうぞ。

SB
予選3位の井筒が好スタートでレースを引っ張る。
井筒、玉田、伊藤、梁によるトップ争いが展開する。
3周目に絶好調の玉田がトップへ浮上し、早くも逃げにかかる。
終盤、井筒がタイヤトラブルで遅れ出し、2位伊藤が懸命に玉田を追うが
追撃及ばず、玉田がトップでチェッカーを受けた。
3位は梁が入った。
250クラスでもチーム高武が優勝し、今年はチーム高武の時代の予感が・・・

250
前の125レースで雨が降り、晴れたもののウエットレース宣言がされたが
路面はドライ、全車スリックタイヤをチョイスしレーススタート。
レース序盤、中冨と亀谷のトップ争いに畠山が割ってはいる。
中盤、中冨と畠山の激しいバトルが繰り広げられた。
終盤、中冨、畠山、亀谷、関口、大崎、宮崎の6台でのトップ集団で
中冨が周回遅れをうまくかわしてトップでチェッカーを受けた。
中冨は全日本GP250初優勝だ。
唯一ワークスNSRの嘉陽は7位に終った。

125
快晴の中、レースはスタートした。
柚木がオープニングラップからトップに立ち、レースを引っ張る。
8周目後ろでチャンスを伺っていた藤岡がトップに浮上。
中盤になると、雨がポツポツと降り始め、14周目には大粒の雨になった。
この影響で5位につけていたチャンピオン仲城が転倒、
そしてトップの藤岡までも転倒、さらに17周目に柚木も転倒。
ここでやっと赤旗中断。15周目までの順位でレース成立となった。
優勝は藤岡、2位柚木、3位菊池。
ポールポジションスタートの小野は8位に終った。


00/4/15
全日本R2-1第2戦MINEの予選結果です。
今年は俄然250がおもしろそうです。誰が勝つか?予想がつかない。
皆にチャンス有り。頑張れ!酒井大作選手!

SB
玉田 誠(チーム高武)が2年越しの3戦連続ポール獲得。
玉田が速いのか?99年RVFが速いのか?
8位の吉川までがコースレコードを上回る。
1位 玉田(RVF)、2位 伊藤(VTR)、3位 井筒(ZX7)、4位 山口(VTR)
5位 加賀山(GSX)、6位 梁(GSX)、7位 芹沢(ZX7)、8位 吉川(YZF)

250
250と125は今回が開幕戦。
大崎誠之(SP忠男)が風邪で熱があるもののポールをゲット。
TZ勢の好調が目立つ。
日本GP参戦組が上位を占める。
上位で優勝経験があるのは宮崎だけ。
今年の250はおもしろいぞ!がんばれ。
1位 大崎(TZ)、2位 中冨(RS)、3位 嘉陽(NSR)、4位 亀谷(TZ)
5位 関口(TZ)、6位 宮崎(TZ)、7位 畠山(AC)、8位 稲垣(AC)

125
小野真央(ハルクプロ)8年ぶりのポールポジション。
唯一人コースレコードを上回る。
一時引退を考えていた小野選手、92年筑波以来のPPです。
日本のトップを極め、世界へ羽ばたいた小野選手でしたが、
不運な怪我でその後全日本でも成績を残せていませんでした。
今年はレースを楽しむことに専念するとのこと。原点です。
1位 小野(RS)、2位 仲城(RS)、3位 藤岡(NER)、4位 柚木(RS)
5位 久保(TZ)、6位 星野(RS)、7位 高橋(NER)、8位 菊地(RS)


00/04/10
FIMから2002年4ストロークレギュレーションがリリースされました。
まだ決定では無いと思いますが、以下の通りです。
尚、GP500クラスに該当するものと思われます。

1)2ストロークエンジン車は燃料タンク容量が最大32リットルに制限される。
  (現在何リットルか?知りません。ご存知の方教えてください)
2)4ストローク・プロトタイプ車は3気筒以上で排気量最大990ccまで。
  最低重量:3気筒車・・・135kg
         3気筒だ円ピストン車・・・145kg
         4〜5気筒車・・・145kg
         4気筒以上のだ円ピストン車・・・155kg
         6気筒以上車・・・155kg
  燃料タンク容量:最大24リットル(2002〜2003年)
            最大22リットル(2004年〜)
  騒音規制:レース前・・・115デシベル
         レース後・・・120デシベル

エンジン気筒数を3以上とするか、2気筒(3気筒以下)を認めるかが
議論になりそうです。

タイヤサイズが16.5インチが良いとか17インチだとか言ってる間に、
GPマシンの根本が変わってしまう事になりそうです。
WSBKとの住み分けも2気筒の議論の中に入ってきそうです。

だ円ピストンがレギュレーション中に盛り込まれていることは、
ホンダNRが世に与えた影響が大きいですよね。
ホンダだったら4気筒だ円ピストンのNR990ってのが良いんじゃないですか?
155kgは重いですけどね (^^ゞ


00/04/09
待ちに待った日本GP鈴鹿の決勝が終りました。
期待通り、日本人が大活躍!3クラス表彰台計9人のうち
8人が日本人でした。各クラスとも日本人ウイナーです。
詳細はこちらをどうぞ。
それでは今回は500から報告します。

500
午前中のWarmup Sessionでもロバーツ(2)がトップで好調さをアピール。
同じくスズキの青木(9)は、昨日の転倒でむちうちと尾てい骨骨折の疑いがあるものの
ドクターストップはかからずにWarmupは4位となかなかだ。
阿部(6)は足廻のセッティングを変えて良いフィーリングで決勝に挑む。

ホールショットはビアッジ(4)が奪う。阿部、ロバーツ、岡田(8)、マクウイリアムズ(99)と続く。
1周目ダンロップコーナーで阿部がビアッジをかわしトップへ出たらロバーツもデグナーでビアッジを抜き、
続くヘアピンで阿部のインをさすも、阿部が立ち上がりでトップを守る。序盤から激しいトップ争い。
1周目シケインでロバーツが阿部を抜きトップへ浮上。
5周目に原田(31)がピットイン、リアタイヤを変えて再スタートするが9周目にリタイヤしてしまう。
ニューマシンにてこずっている様だ。
7周目じわじわと追い上げてきたクリビエ(1)が1コーナーで3位に、スプーンで2位に浮上する。
バックストレッチで再びビアッジに抜き返されるが、チャンピオン・クリビエは今日は元気だ。
ロバーツ、ビアッジ、クリビエ、阿部、岡田、チェカ(7)までがトップグループを形成する。
11周目のシケインを突っ込みすぎでビアッジが転倒。
トップ5台がバトルでペースが上がらず後続の青木(9)も集団に追い付いた。
クリビエ、ロバーツ、阿部、岡田、チェカ、青木の順だ。
18周目ダンロップで阿部がトップへ。
スプーンでクリビエが突っ込みすぎオーバーランしてしまい7位まで落ちる。
阿部、ロバーツ、岡田、青木の4台がトップグループを形成でファイナルラップへ突入。
結局阿部はロバーツを抑えきり、鈴鹿2勝目、自身3勝目を挙げた。
2位はロバーツ、3位は岡田が入った。
500としては珍しく最初から最後までだんご状態のトップ争いでまるで125のような
非常に面白いレースでした。やったぜノリック!

250
日本人3人にジャック(19)がどこまで絡めるか?松戸(8)はワークスに割って入れるか?
ワイルドカード勢にも注目が集まった。

スタート良く飛び出したのは加藤(74)だったがホールショットは中野(56)が奪う。
中野、加藤、ジャック、宇川(4)、メランドリ(13)、松戸、ウエスト(14)の順。
2周目3周目とジャックと加藤が順位を入れ替えるが宇川は冷静に後ろから見ている。
5周目1コーナーで宇川がジャックを抜き3位へ上がる。
シケインではスタートでまたも出遅れ8位まで追い上げていたワルドマン(6)が転倒。
7周目バックストレッチで加藤が中野を捕らえトップに立つ。
8周目には宇川もバックストレッチで中野を抜く。トップスピードはNSRが上だ。
しかしシケインで中野が宇川のインを突き2位へ返り咲く。
中野と宇川がバトルってる間に加藤はちょっと独走する。しかし逃げ切れない。
ジャックはこの3人に付いて行けない。
15周目130Rやシケインで加藤、中野が順位を入れ替える。
17周目スプーン入口で中野がインをさすが出口で加藤が前に出る。
シケインで宇川が中野を抜き2位へ。
加藤、宇川、中野の順でファイナルラップへ、最後のシケインで何かが起こるかと
期待したが、そのままの順位で最終コーナーを駆け下りチェッカー。
日本人3人が表彰台を独占した。
加藤大治郎は鈴鹿GP3連勝!鈴鹿マイスターだ。

125
前回悔しい2位に終った宇井がデルビで初のポールポジション、好調だ。
一方鈴鹿のポールにこだわる上田は悔しい予選2位、0.06秒差だった。

ホールショットはポールから飛び出した宇井(41)。
宇井、スカルビーニ(8)、ボルソイ(23)、チェッキネロ(9)、ロカテリ(4)と続く。
上田(5)はスタート失敗し後続に飲み込まれた。
1周目シケイン、ニエトJr(29)が転倒。
2周目スプーンでスカルビーニが宇井を抜きトップへ、
しかし宇井も負けじとシケインで抜き返す。
3周目デグナーでスカルビーニが転倒。シケインでロカテリがトップへ浮上。
上田は5位まで挽回してきた。
4周目シケインで上田が3位に。
ロカテリ、宇井、上田、ボルソイ、バンサン(21)
9周目またもシケインでチェッキネロが転倒。
トップロカテリが2位宇井との差を徐々に広げ始めた。
14周目130Rで東(3)が4位へ浮上。
15周目シケインで、なんとトップを走っていたロカテリが転倒。
宇井のプレッシャーに屈した形になった。
これでトップに立った宇井と2位上田との差は約9秒。
宇井が18周を走りきり、GP初優勝を地元鈴鹿で挙げた。
2位上田、3位東で日本人が表彰台を独占した。
ポイントランキングでも宇井がトップへ踊り出た。

ポイントランキング詳細はこちらへ。


00/04/08
鈴鹿GPの予選2日目の結果です。
詳細はこちらをどうぞ。
グリッド、2日目、1日目の順で載せています。

500
 1位ケニー・ロバーツ
 2位マックス・ビアッジ
 3位梁 明 (日本人最上位は梁)
 4位セテ・ジベルノー 初日13位からジャンプアップ
 7位岡田忠之
 8位阿部典史
12位青木宣篤
17位原田哲也
21位小西良輝

250
 1位加藤大治郎
 2位オリビエ・ジャック
 3位中野真矢
 4位宇川 徹
 5位大崎誠之
 7位松戸直樹
 9位宮崎 敦
10位関口太郎
13位中冨伸一
20位酒井大作
21位嘉陽哲久

125
 1位宇井陽一
 2位上田 昇
 3位ロベルト・ロカテリ
 4位ルーチョ・チェッキネロ
 8位藤岡祐三
11位仲城英幸
12位東 雅雄
17位上江洲克次
20位菊池寛幸
26位菅谷慎一


00/04/07
鈴鹿GPの予選1日目の結果です。
詳細はこちらをどうぞ。
今回は鈴鹿と言うことで、一言コメント付けてみました。

500
 1位ケニー・ロバーツ 唯一2分6秒台に入れ、2位に1秒以上の差をつけ
               ぶっちぎり暫定ポール。またも優勝に一歩リードか?
 2位マックス・ビアッジ 一昨年の鈴鹿GPウイナー。鈴鹿の勝ち方を知っている?
 3位ジェレミー・マクウィリアムズ 原田の17位を尻目に好調です。
                     アプリリアのニューマシンとの相性が良いのか?
 4位梁 明 R2-1第1戦鈴鹿SBKのウイナー。一発狙ってくることは必至。
 5位岡田忠之 2日目のタイムアップに期待。5秒台に入れろ!
 6位阿部典史 予選タイム・順位は関係無い?スタートダッシュでジャンプアップ。
          3勝目を狙う。
 7位ギャリー・マッコイ 今500クラス一番の注目株。ダンロップコーナーを
               逆ハン切ってスライド走行は見ものか?
               鈴鹿はハイグリップコースで苦手?
 8位青木宣篤 ケニーのセッティングを参考にタイムアップを期待。
17位原田哲也 マクウィリアムズは好調、どうした原田。
19位小西良輝 予選21位・20位と来て第3戦は19位か?

250
 1位宇川 徹 セパンで転倒し突き指と報じられましたが、大丈夫の様子。
          今回は決勝で頑張って欲しいです。
 2位加藤大治郎 予選終了間際に転倒し、担架で運ばれたとのこと。
            気にかかります。2日目に走れるでしょうか?
            鈴鹿GP2勝の実力者。
 3位オリビエ・ジャック 中野より良いタイム。調子を上げてきています。
               日本人勢に割って入れるのはジャックだけ?
 4位中野真矢 2連勝中の絶好調。鈴鹿でも勝ってヨーロッパへ殴りこめ!
 5位松戸直樹 一昨年鈴鹿GPも予選5位、決勝は3位表彰台ゲット。
          TZMで5位は立派。
 6位大崎誠之 全日本勢最上位。SP忠男の先輩に続け!目玉ヘルメット。
 9位関口太郎 あれ?ゼッケン32 ワイルドカードに無かったけど?
11位宮崎 敦 
15位嘉陽哲久 ちょっと低迷?9秒台でフロントローに並んで欲しい。
16位中冨伸一
22位酒井大作 GPデビューの大作。頑張れ!応援してます。
          テレビに映るところ走って欲しい。

125
 1位宇井陽一 セパンでのうっぷんを鈴鹿で晴らせ。絶好調だ。
 2位上田 昇 91年デビューウインを飾った鈴鹿GPから10年。
          大ベテラン未だ健在。無冠の王者からチャンピオンへ。
 5位藤岡祐三
 8位東 雅雄 ちょっと元気の無い東選手、頑張れ。
 9位仲城英幸 日本じゃ敵無しの2年連続チャンピオン。WGPへ再トライ。
12位上江洲克次
24位菊池寛幸
25位菅谷慎一


00/04/05
いよいよ日本GP鈴鹿です。
ワイルドカード出場のR2-1ライダーがFIMから正式リリースされました。
以前からR2-1から発表があったものと変わりはありませんが、
NominatedがFIM、MFJ、GPMAと様々で、どういう区分なのか
理解できません。ライダーとゼッケンbヘ以下の通りです。(Nominatedは省略)

Class Rider
500 19 梁 明
250 47 嘉陽哲久
250 48 中冨伸一
250 49 宮崎 敦
250 50 大崎誠之
250 51 酒井大作
125 55 仲城英幸
125 56 藤岡祐三
125 57 菊地寛幸
125 58 上江洲克次
125 59 菅谷慎一

個人的には酒井大作選手に期待しちゃいます。
嘉陽哲久+NSRにも注目です。
伊藤真一選手が出られなくて残念です。
梁 明選手って500初めてでしょうか?
加賀山選手ではなく、スズキの全日本のエースは梁選手だと言うことでしょう。


00/04/04
WSBK第1戦南ア キャラミの結果です。
詳細はこちらをどうぞ。
Race2にてヤマハの芳賀紀行が優勝しました。
Race1は接戦で惜しくも2位でしたが、Race2ではぶっちぎりの
優勝です。仲良くエドワーズと1位2位を分けてます。
ホンダVTR1000SPWの1勝目はエドワーズ選手でした。
青木治親が7位、5位
藤原克昭が8位、9位でした。
青木のWSBKデビュー戦にしては立派な成績だと思います。
尚、カワサキの柳川明選手ですが、予選でアンソニー・ゴバートが
もらしたオイルに乗って転倒し、鎖骨骨折し、決勝は欠場した模様です。
4/9の日本菅生ラウンドまでに回復出来るでしょうか?心配です。


00/04/03
WGP R2マレーシアが終了しました。
転倒者が多く、波乱含みの展開でした。
結果詳細はこちらを御覧下さい。

125
スタート良く飛び出したまたも宇井(41)、続いて上田(5)も好スタートだ。
宇井は後続を引き離しにかかり、2位アルツァモラ(1)に6周目で3秒差をつける。
ジャンサンティ(32)、上田、ロカテリ(4)、ヴァンサン(21)と続く。東(3)は9位。
上田、ジャンサンティ、ロカテリ、アルツァモラで激しい2位争いを繰り広げる間に
トップの宇井は逃げに逃げる。12周目には約6秒のアドバンテージだ。
しかし、宇井のマシンがロカテリのマシンに次第に追い付かれ、
最終ラップを1.5秒差で迎えたが、最終コーナーでロカテリが宇井をかわし
トップへ浮上、宇井はジャンサンティにも抜かれるが、ホームストレートで
僅差で前に出て辛くも2位に入った。
上田は5位、去年のマレーシアウイナー東は8位に終った。

250
加藤(74)がホールショット、宇川(4)も負けじと喰らいついて行ったが、
1周目に転倒、指を突き指してしまってリタイアに終る。
2周目、好調の中野(56)がトップに出る。
加藤、ジャック(19)、ウエスト(14)、ワルドマン(6)と続く。
7周目ジャックが加藤の前に出る。
レースはそのまま中野が安定した走りで2連勝、2位にジャックが入り
ヤマハが1−2フィニッシュを飾った。
3位は加藤が入った。松戸は11位。

500
チェカ(7)、阿部(6)のヤマハ勢がスタートダッシュを見せた。
1周目にカピロッシ(65)が転倒、これにクリビエ(1)が巻き込まれて転倒。
波乱のレースの幕開けだ。
2周目、阿部がチェカを捕らえるかに見えたが阿部が転倒、
再スタートするが周回遅れになる。
レース後阿部は「次のコーナーで抜こうとしていた」と語った。
3周目、小西(15)が転倒。4周目にはロッシ(46)が転倒戦列離脱。
トップはチェカ、スタートに出遅れたロバーツ(2)が2位に浮上、
前回優勝のマッコイ(24)が3位、続いてビアッジ(4)、岡田(8)、ジベルノー(5)、
青木(9)、バロス(10)とホンダは上位に食い込めない。
昨年ここマレーシアで優勝しているロバーツは8周目にチェカをかわしトップへ浮上。
マッコイも得意の豪快なスライド走法でチェカを脅かす。
しかし、16周目突然雨が降り出し赤旗中断、全21周の2/3を消化している為
レース成立となった。
青木が5位、岡田は6位、原田は12位、阿部は17位だった。
ホンダが5位までに入らなかったレースは随分久しぶりだそうです。
今年に入ってまだ500の表彰台が無いホンダ、去年から4戦連続です。
次は本拠地鈴鹿。あと1週間です。


00/04/02
WGP第2戦マレーシアの各クラス予選結果が出揃いました。
詳細はこちらへどうぞ。
トップ4と日本人選手は以下の通り
500
 1位;ケニー・ロバーツ
 2位;ロリス・カピロッシ
 3位;マックス・ビアッジ
 4位;カルロス・チェカ
 5位;阿部典史
11位;青木宣篤
12位;岡田忠之
16位;原田哲也
20位;小西良輝
250
 1位;宇川 徹
 2位;加藤大治郎
 3位;ラルフ・ワルドマン
 4位;オリビエ・ジャック
 5位;中野真矢
11位;松戸直樹
125
 1位;上田 昇
 2位;アルナウド・ヴァンサン
 3位;エミリオ・アルツァモラ
 4位;ロベルト・ロカテリ
 5位;宇井陽一
 7位;東 雅雄

天気は雨、路面はドライと先週の鈴鹿2&4レースを思わせるコンディション
かと思いきや、気温30℃、湿度70%となんと蒸し暑そうです。
500はまたも日本人選手は低迷してますね。決勝に期待!
ポールのロバーツは、去年ここで勝ってますので怖い存在です。
ウエルコムで勝ったマッコイは9位に終っています。
250は宇川が念願のポールをゲット。今回宇川は頭を丸めて気合を入れたそうです。
2位がセパン初走行ながら加藤大治郎が入り、期待が持てます。
中野は5位ですが、トップ宇川から0.6秒弱ですからここでも混戦が予想できます。
125は上田がポール、唯一人15秒台に入れています。
前回転倒した宇井は5位と調子も良さそうです。今回は期待しましょう。

NHK BSは18時から中継録画です。また、日本テレビでも26時25分からあります。
テレビ東京で先週の鈴鹿2&4が25時45分からあります。坂田選手が出演されるそうです。
地上波の時間が若干ラップするので、録画するのに頭を悩ませています。
鈴鹿2&4の最終ラップシケインが優先でしょうね(^o^)

もうひとつ、WSBKの開幕です。南アフリカ、キャラミサーキットです。
予選(スーパーポール)の詳細はこちらを御覧下さい。
青木治親選手のWSBKデビュー戦になります。
予選7位は立派だと思います。
芳賀紀行5位、藤原克昭8位、柳川明17位です。
スーパーポールはアプリリアのトロイ・コーサーです。
色々うわさがありましたが、藤原克昭はスズキで走っている模様です。
一安心といったところでしょうか。