頭部診察
外傷とすりすり痕から、スイッチ部を強打して、さらにウインドーを絨毯かなにかにすっちゃったみたい。ちょっとだけ分解したら、知っている部品が・・・

水色のスイッチ部品が壊れていました。普通なら、特殊なスイッチで終わってしまうところですが、なんだか見慣れたマークを発見。実は、このスイッチは「イナバゴム株式会社」の「感圧導電性エラストマーセンサ」のとよばれる特殊スイッチです。(型番はSP-12)押した力の強弱によって連続的に抵抗が変化するセンサです。内部はバンプ状の感圧導電性ゴム(圧力を加えることにより導電性が増すゴム、炭素粉末を配合したシリコンゴムなど)が、電極上にホールドされており、圧力により、接触面積も変化するようになっています。AIBOは押す時間だけでなく、押す力も判別しているかもしれません。とりあえず、水色のカバーをはめ直して、自分のAIBOと首をすげ替えテストしてみましたが、復旧しませんでした。しかし、押した時の感触だけは正常になりました。センサを交換すれば直るかもしれませんが、基板上に直付けされていたわけで、基板がダメージを受けて断線したり、周囲のチップ部品にクラックが入っている可能性が大きくなりました。

そんなわけで、ひとまず組み直しました。

ところで、何故これを知っていたか?というと、Dorayakiの卒論は、感圧導電性ゴムを用いたセンサの開発だったんです。もっと柔軟で人体にフィットさせる要求があったので、この製品自体は使っていませんが、カタログは持っていました。偶然とはいえ、AIBOで再会とは・・・今日から心してなでます。


ちょっとだけ追加。頭の部分にちらっと写ってる距離計。これはシャープの半導体のページにありました。

http://www.sharp.co.jp/ecg/db19992000/contents/osu_f.html

GP2D12という製品で、10cmから80cmの距離を計測しアナログ電圧で出力するようです。いわゆるPSDのユニットですね。これでボールまでの間合いを見るわけですね。


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