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タダシ下記

 萩尾望都のSFマンガ作品「東の地平西の永遠(とわ)」に登場する美少女キャラクター、チュチュ・エリア9世・ドリカスです。「東の地平西の永遠」は有名な「11人いる!」の続編でして、いわばセット扱いとなっている作品。「11人いる!」は宇宙大学の最終試験で10人のチームを作って試験会場となる古い宇宙船に受験生が集合したら、なぜか受験生が1名多く、11人いた。しかし試験が終了となる期日の前に外部と連絡をとるとその時点で受験は全員失格になってしまうという制約のために、彼らは謎の11人目とともに宇宙船ですごす羽目になるという話です。もうこのスタート時の設定だけでSF作品としては勝ったも同然って感じですね。

 「東の地平西の永遠」は、後日、主人公が婚約者とともに、同じ受験チームの一人だった辺境星系の領主(国王)に会いに行って事件に出くわすという話です。2作とも1975〜77年の作品にもかかわらず古くさい感じがまったくしないのは驚異といっていいでしょう。中編SFマンガとしては歴史的にみても5本指に入る作品だと思います。2007年に「地球へ……」がアニメ化されたこともあってか、小学館から「萩尾望都パーフェクトセレクション」というシリーズが発行されており、これの3巻目に「11人いる!」「東の地平西の永遠」そして登場人物のその後を描いたおまけマンガ短編「スペースストリート」が収録されています。年齢を問わずすべての人にお勧めの作品です。SFファンを自称するならこの作品を知らないと、ちょっと立場がないはずです。

 ちなみに絵に関してですが、原画が白黒なので色とかはまったくの想像です。だから白タイツももちろん想像(妄想)。でもたぶん何か穿いてるでしょ。素足じゃ寒いもん。舞台になってる星は夏でも平均気温が16度以下というところですので。それに、ここの星の人ってみなさん中世風の服装ですから。小学館文庫版の萩尾さんのあとがきによれば、この国の王様(マヤ王バセスカ、主人公タダの友人)はタイツの上に毛糸のパンツ(キュロット?)をはいてるそうですよ。

戻り道 バレエイメージ研究所版権白タイツ娘の部屋



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