MiyaTron 無人航空機研究室

ラジコン機関連の「こんなものがあったらイイな」というものをマイコンなどを使って気ままに研究開発しています。

とはいっても趣味でやっているので多少の問題には目をつむり「動けばOK」が基本ですが。

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Last update : 2025-02-17

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機体捜索用電探(DENTAN2.4)

2025-02-17

指向性の八木アンテナを使い機体に搭載した発信器からの電波の出る方向を探る装置です。

 

機体に搭載する発信器は、RC受信機の空きCHに接続し、送信機からのSW操作で捜索モードに切り替え電波の発射とブザーを鳴らします。

捜索モード以外では電池の消耗を減らすため、スリープモードにしており5秒毎に目覚めて送信機からのSW操作を確認します。 このため送信機からのSW操作から捜索モードに移行するのに最大5秒遅れとなります。

発信器から出す電波は技適取得のモジュールを使用し2.4GHzのWiFi帯域で100ms周期の極めて短いパケットとしています。

 

捜索者が持つ受信機は、電波強度をブザー周波数と音量、LED点灯数で示します。

LEDは -100~-50[dBm]を10段階で示します。

 

指向性アンテナの特性は、上記のようになっており、中心から左右10度では電波強度はほとんど変化せず、左右30度を超えたあたりから急激に低下します。

この特性からアンテナを左右45度以上振らせて、左右同程度に電波強度が低下する位置から中央を探ります。

機体に近づくと発信機からのブザー音も聞こえてきます。草にもぐりこんでいるとブザー音は非常に役立ちます。

紹介動画はこちら

DENTAN2.4 取説 はこちら

現在製作可能です。在庫や納期などはこのページ最後のメールアドレスにお問合せ下さい。

 発信器        ¥4000

 受信機+八木アンテナ ¥6000

 

リアルタイムコーチ 技適対応版 (開発中)

2024-08-07

 

F3Aパターン機のコースどりに重要となる飛行コースの奥行距離をリアルタイムに音声で伝える装置です。

以前、OPEN-TXのLuaスクリプトを利用したものをYouTubeで紹介していましたが、技適対応のELRS受信機がなかなか発売されないので技適取得済みのESP32を使った装置をあらたに開発しています。

フライトコーチ用のフライトコントローラ(FC)にMAVLINK接続するか、FC無しでも上記写真のようにGPSを接続して使えるようにしようと思っています。

機体局と地上局の通信はESP-NOWという通信方式で2.4GHz WiFiと同じ帯域を使い到達距離は200m程度と言われています。実際には上空の見通しなので175m位置のフレーム内でほぼ電波は届くようです。

地上局は飛行コースの奥行距離(1メートル単位)とフレームオーバー(左右、上)を音声でコーチングします。

また自分は次の演技をよくド忘れするのでこれも音声で教えてくれるようにしたいと思います。

 

2024-08-26

機体搭載時のアンテナの取り回しで苦労のないチップアンテナタイプの技適対応品が発売されたので実際に飛行テストを行いました。

150mの正面付近以外は電波が満足に拾えないようです。リアルタイムコーチでは外部アンテナに軍配が上がります。

 

2024-08-29

地上局(GCS)

現在開発中のリアルタイムコーチですが機体搭載側をUAV局、地上側をGCS局と呼びます。GCS局は音声スピーカとタッチパネル付きディスプレーでシャツの胸ポケットに収まりそうです。

フィールドテストでは、ディスプレーの輝度が低いので炎天下ではほぼ見えません。このため音声ガイドで画面が見づらくても使えるようにしたいと思います。

 

UAV局 フライトコントローラとMAVLINK接続

UAV局は、いくつかの接続形態を切替え可能です。1つ目は、フライトコントローラとMAVLINK接続しフライトコントローラから位置情報を取り出しています。

 

UAV局 GPSを直接接続(フライトコントローラなし)

2つ目はフライトコントローラを使用しない簡易型でUAV局にGPSを直接接続する形態です。距離通知と演技名読み上げが可能です。

接続形態はGCS局から切替えることができます。

 

上記はGCS局のPAGE1です。GPSの衛星補足数や精度が手元で確認できます。

フライトコントローラへLOGの開始・停止指令(ARM/DISARM指令)を出し、結果を音声ガイドで返します。

 

RtC.zipをダウンロードする

Voice.zipをダウンロードする

 

MT-MAV02 フライトコーチ用 「いつ飛ばしたら良いの??」 解決装置 

フライトコーチの飛行可能状態(GPS=3DFIx,SDカード挿入)をLEDとブザーで知らせる装置です。

「いつ飛ばしたら良いの??」を解決します。

飛行可能状態になるまで無駄なデータ記録を開始しません。

フライトコントローラとMAVLINKで通信しておりデータ記録の開始(ARM)/停止(DISARM)を手動(押し釦)で操作することもできます。

手動でDISARMにできるので、Mission Plannerを使いUSB経由でキャリブレーションやLOGファイルのダウンロードも可能です。

MT-MAV02 取説 はこちら

現在製作可能です。在庫や納期などはこのページ最後のメールアドレスにお問合せ下さい。

 MTMAV2      ¥2000

 

TWINCTL 双発機用エンジン同期コントローラ 

双発機の魅力は飛行中のエンジン共鳴音だと思います。しかしスロットル全域で同調させるのは、至難の技です。

そこで磁気センサで左右のエンジン回転パルスをとらえ同じ回転数に制御しようとする試みがこのコントローラですが

たまにハンチングすることもあり、エンコンサーボの寿命が短いといった欠点があります。

TWINCTL 取説 はこちら

 

PBTR V7 ボタン打ち基板

ボタン操作をプロポパルス信号(PPM)に変換する基盤です。

当時のボタン打ちのような尻振り動作を再現しています。

小型スティックで緊急時の操作ができます。

エンコン位置(3段)に各陀のデジタルトリムを記録できるので ハイでスタント用、

中スローで巡行用、ローで着陸用に機体の調整ができます。

当時のボタン打ちでは、重心位置やダウンスラスト、迎角調整と大変だったものです。

トトトツーでエレベータアップとなるインターメディエートモードに設定することも可能です。

PBTR V703 取説 はこちら

PBTR V703 組立説明書 はこちら

(PPMタイプの無線モジュールの入手が困難になってきたので 技適付きELRSモジュール(CRSF)対応版の開発が必要みたいです。)