や座の神話 

愛の神エロース(神話)
この矢の持ち主は色々に言われていますが、普通は愛の神エロース
(英語のキューピット)となっているようです。
このエロースは、美と愛の女神アフロディテーの子供で、いつも
母と一緒にいて丸々と太ったばら色の体に、翼があり、矢筒を下げ
弓を携えています。
 この弓に金の矢をつがえて射ると、神神や人間はもちろんのこと、
大神ゼウスでえ愛情がきざしました。や座の矢は、この金の矢だと
言います。
 ほかの神話では、この矢は、大神が巨神族と戦った時に、使いの
黒ワシがせっせと運んできた雷電の矢だと言います。
 また、アポローンが大神の雷電によって、医神の我が子アスクレ
ピウスを撃ち殺された時、それを怒って、大神の雷電の矢を作った
一つ目のかじ屋キクロープスたちを、片っ端から撃ち殺した矢であ
るとも言います。
 その為、アポローンは、オリンポスの神々から追われて、長いこと
下界をさまよい歩いていました。

神話メニューに戻る