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うみへび座 | ![]() |
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南の空に長く続くうみへび座 | ||
うみへび座は、最も長くて大きい星座です。かに座の足下を頭に てんびん座までのびています。そのため地平線上に姿が見え始め てから全体が姿を見せるのに、6時間も掛かってしまいます。 起源は古く、5000年前のパビロニア時代の出土品に、小さな翼を 持った大蛇として、描かれています。 |
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南中位置での見つけ方 | ||
1.先ずは真南にのぼった2等星のアルファルドを見つけましょう。 真南を向いて、げんこつ4個半ぶん上を探します。赤っぽい星が 見つかるでしょう。 2.次は頭の部分です。 アルファルドから北西(右上)へげんこつ 一個半のところに親指の幅ほどの範囲で4等星が五角形に並んで います。 3.最後に尻尾部分です。アルファルドから東(左)へ、げんこつ 二つのところに、3等星のν星が見つかります。さらに南東 (左下)へ、げんこつふたつのところに3等星ζが、さらに東 (左)へ二つ半のところに3等星γ星が見つかります。 |
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うみへび座ウォッチングのポイント | ||
●メシエが位置を間違えた散開星団M48 | ||
天文学者メシエは、星雲や星団を観測して、番号をいけていきましたが、 M48は位置を間違えて記録されたことで、有名な散開星団です。 うみへび座から探すよりも、こいぬ座のβ星とプロキオンを結んで、 プロキオンの方向に14度ほどのばす方が見つけやすいかもしれません。 肉眼でもかすかに確認できますが、双眼鏡で見れば星雲状に見えます。 |
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●からす座・ろくぶんぎ座・コップ座 | ||
うみへび座の背中には、西から、ろくぶんぎ座、コップ座、からす座の 順で小さな星座が三つ並んでいます。 |
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