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いっかくじゅう座 | ![]() |
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ひたいに1本のツノをはやした一角獣は想像上の動物ですが,古い星座図には, 白馬か山羊のような姿に描かれています。冬の大三角形の中に、頭と前半身があり、 頭はオリオン座を向いています。 特に明るい星がないので、描き出すのが難しい 星座ですが、丹念に繋いでみると、一本の角を持った一角獣に見えてきます。一角獣を 見られるのは、汚れのない乙女だけだと言われていて、誰にでも見える動物では無かった そうですから、星座になっても探し出すのが難しいのかも知れません。 | |||
【M50】 いっかくじゅう座の散開星団 M50(NGC2323)は、いっかくじゅう座に属している、比較的小型の散開星団です。 距離は2600光年で、約100個ほどの星が集まっていて、肉眼で見ても星雲上の姿を、 観察することが出来ます。 双眼鏡を使って眺めてみると、星雲状の光を背景として数個の明かるい星が輝いている のが見えてきます。
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【NGC2237】 いっかくじゅう座の散光星雲(ばら星雲) オリオン座のペテルギウスから、げんこつひとつ分東にある、満月の2倍ほどの大きさの ある散光星雲です。その色と形からばら星雲の愛称がつけられているほど、美しい 星雲です。全天でも有数の写真写りの良い天体で、標準のレンズではっきりとその美しい 姿を、写す事が出来ます。 この星雲の中には、直径1光年ほどの大きさの、 グロビュールという黒い星雲の固まりがたくさん存在していています。これは「星の卵」の 集まりで、ばら星雲からは新しい星が、次々と誕生しているのです。 グロビュール:星雲の中で、チリが重力によって集められ、球状の黒い固まりになっている 部分を言います。これは恒星のの卵で、やがてグロビュールの中心では核融 合反応が始まり、星として輝きはじめます。
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