夜空を見上げた
夜空を見上げた
でも真っ暗だった
けれど小さな星たちが
きらきらときらきらと
輝いていた
きれいだった

次の日
また夜空を見上げた
今日は小さな星たちと共に
うすっぺらい弓の形をした光が
輝いていた
まるで宇宙に向かって
光の矢を放っているかのようだった

その次の日
またまた夜空を見上げた
その矢はちょっと太くなって
まるでニヤニヤと笑う
猫の口のようだ
首をかたむけて見ると
よけいニヤニヤして見える
ちょっとくやしい

そのまた次の日
またまたまた夜空を見上げた
昨日よりもさらに明るく大きくなった光が
きらきらと輝いていた
それはまんまるを真ん中で
ばっさりはさみで切ったような形だった
かまぼこみたいだ
おいしそう

そのまたまた次の日
またまたまたまた夜空を見上げた
そのかまぼこはおなかをふくらませ
まるでたぬきのおなかのように
パンパンだった
たたいてみたいと思った
きっと良い音がするだろう

そのまたまたまた次の日
またまたまたまたまた夜空を見上げた
そのたぬきのおなかは
ついに風船のようにふくらんで
ぷかぷか浮いていた
まんまるだ
まんまるでぷかぷかと
きれいに輝いている

さて
この毎日変わっていく
きれいに輝く星はなに?
・・・

そう
それは
ぼくたちの住んでいる地球の周りを
ぐるっと回っている
お月様でした

そう
お月様はいつも
大きくなったり小さくなったりして
ぼくらを見ている

夜空を見上げればわかること

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