晶洞中にザクロ石、緑泥石などと共に、細針状の結晶が入っています。いちばん細く見えるものも褐簾石です。
将棋の駒形をしたものや、その頭が平らになった形のものなどがあります。
雲母に挟まれた桃色長石中から分離したもので、ほとんどが集合体となっています。金平糖のような形になりかけのものあります。
のり巻きの「のり」のような鉄雲母の間に、つぶれた八面体として入っています。
この標本のように八面体の横の角が取れたものもあり、上から見ると八角形に見えます。
鉄雲母の間に挟まれた桃色長石中のもので、鋭いキバ形をしています。