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『降る陽立つ樹』

山奥深く分け入って、緑立つ木々の回廊。
その自然の大きさに雄大さに懐の深さに、ちっぽけな僕らは、ちっぽけな手のひらでこさえた
小さなオニギリを頬張りながら、前へ、上へと進み行く。
その歩みは、彼ら動かぬモノたちに見守られて違わぬ道を歩ませてくれる。
僕らは時々廻りを見渡し彼らと目が合う事も有るけれど、
優しい彼らはただひっそりと見下ろしてくれているだけなのだ。

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