侍魂、斬紅郎無双剣
格闘ゲーム初心者向けの講座です。
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 初心者向け講座1、好きなように動かす
斬紅郎無双剣は、操作感覚の硬い作品です。硬いというのはイメージですが、操作に対して期待通りの動きをしてくれない事態によく出くわします。
それにはちゃんと理由があるので状況に応じた操作をすれば良いのですが、それは自分のキャラクターの状態だけではなく相手の状態も関係してくるので、思い通りに動かせるようになるまでにはしばらくの慣れが必要になります。

何と言っても斬紅郎無双剣には練習モードがありません。ゲーセン版ならともかく、家庭用版にも無いというのは頂けません。
そしてこんぴーたーは一面から強いので、安心して練習できる場面が無いのです。

そこで最初は、最も安全な行動を取る練習から始めるのが良いと思います。
安全な行動を取る中で、余裕ができたら色々と好き勝手に動かしてみようという考えです。
 最も安全な行動
その前に、早速うそをついているので注釈しておきます。
家庭用のCD版では対戦モードがあります。ゲーセン版でもコントローラーがふたつあれば乱入対戦の状態にできます。
相手側で何も操作しなければ、安心して練習できます。
とは言え、相手の体力が無くなると試合が終わってしまい、練習モードとしては不便な事この上ありません。
この方法を使っても苦にならなければ問題ないんですが、まあ折角ですから続きも読んでみて下さい。
自分で効率が良いと思う練習法を選びましょう。

対こんぴーたー戦を想定していますが、最も安全な行動は後方ジャンプで空中防御する事です。
後方ジャンプのあと、着地するまでレバーを後ろに入れておけば、相手が攻撃して来ても防御できます。
空中防御できない攻撃もありますが、地上にいるよりはずっと安全です。地上では下段攻撃や防御崩しがあるからです。

レバーを後ろに入れつつ後方ジャンプを繰り返すだけで、だいぶ体力を奪われにくくなるでしょう。
画面端まで追い込まれても、そのまま後方ジャンプと空中防御を繰り返します。相手と位置が入れ替わったら、反対の画面端へ後方ジャンプしてゆけば良いです。
画面端にいる時は、目ジャンプが出来ればより安全です。

このままだと攻撃をしていないので、試合には必ず負けます。
しかしこの行動は、対こんぴーたー戦法としてはなかなか有効なものです。慣れておいて損はないでしょう。
時間切れまで頑張れれば十分です。(相手のキャラクターによっては、時間切れまで耐え切れません)

落ち着いて丁寧に操作する事、空中防御に慣れる事、欲を言えば目ジャンプにも慣れる事が目標です。
 安全な行動で攻撃
上の練習法をもう少し進歩させると、だいぶ実用的な行動になります。
後方ジャンプをした時に、中斬()や強斬()、蹴り()を繰り出してみて下さい。
そして、これらの技をよく見てみましょう。
真横に対して攻撃していたり、斜め下に対して攻撃しているなど、違いがあります。ボタンを押してから攻撃するまでに掛かる時間も違います。
これらの違いは重要です。覚える必要がありますが、使っているうちに自然と覚えてしまいますので安心しましょう。
注意点は、垂直ジャンプにはしないという事です。
ジャンプ中の攻撃は、前後のジャンプ中と垂直ジャンプ中とで、出る技が異なります。
一度に見ると混乱してしまうので、今回は後方ジャンプ(前方ジャンプ時と同じ)のみに絞りましょう。

ちなみに、我らがナコルルの攻撃はこんな感じに見えます。
 横方向。水平に斬るので範囲は狭い
 上方から下方まで幅広い
 斜め下方向に強そう
ジャンプ中の中斬は、あまり使いません。

これらの技を使って、攻撃してみます。
まずはレバーを防御に入れつつ後方ジャンプを繰り返します。
そして後方ジャンプの着地をする頃に、もしも相手が目の前にいるようならば、先ほどの技を使って攻撃してみましょう。
最適な技を選んで使うのは後回しにして、とりあえずは斜め下に強そうな技だけを使いましょう。
自分が画面端にいる状態だと、相手が目の前にいるという状況になり易いです。

攻撃する場合は必ず、ジャンプの降下中に行って下さい。ジャンプの昇り中に攻撃をしてしまうと、着地するまでの長い間、空中防御ができなくなってしまいます。

ジャンプの降下中に出した攻撃が防御されると、防御された時に一瞬お互いの動きが止まるので、着地のタイミングがずれます。
この状況で目ジャンプが出来てしまうのは達人ですが、挑戦しておきたいところです。

ここまで攻撃しろと書いてきましたが、実際攻撃をすると、途端に忙しくなってしまいます。
状況を把握できずに混戦状態となってしまうと、何がなんだか分からないままゲームが進んでしまい、練習の意味が薄れてしまいます。
相手が目の前にいても、落ち着くまでは攻撃しないで、防御しつつ後方ジャンプを繰り返しましょう。(重要です)
この行動をしている間は、そう簡単には斬られないはずです。ゆとりができてから攻撃を試しましょう。
相手を飛び越して左右を入れ替えるのも、仕切り直す良い方法です。

相手のキャラクターによっては、まるで通用しない場合があると思います。
妙に投げられたり、空中防御が無効だったりします。
練習を積むうちに勝てるようになって行くと思いますが、負けても別にプレイヤーが悪い訳ではありません。
 安全な行動で反撃
上の練習方法に、反撃を加えます。
空中防御が成功したら、直後に攻撃を行おうというものです。

空中防御ができたという事は、相手はすぐ隣で(空中で)攻撃を出した後の隙だらけの状態のはずです。(例外があります)
すかさず攻撃を繰り出せば、確実に反撃できます。

多くの体力を奪える強斬を使うのが理想ですが、キャラクターによっては斬るまでに時間が掛かるなどの理由で当たらない場合があります。都合の良さそうな技を見つけてみましょう。

反応できるようになるには、やはり慣れが必要です。
とは言え、空中防御さえしっかり出来れば問題はないでしょう。



ここまでの練習をある程度積むと、運が絡みますがエンディングまで到達できるかも知れません。
コンティニュー無しでクリアするとなると、またちょっと対応策が必要になりますが、ワンコインで五戦目くらいまで行ければクリアは近いと言えるでしょう。
理不尽な強さとまで言われる斬紅郎無双剣のこんぴーたーに勝てるとなれば、初心者としては出来すぎです。

真面目にもここまで読んでくれたあなたなら、もはや無抵抗同然にこんぴーたーに斬り捨てられる事など無いでしょう。
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