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ダンジョンマスター・シリーズの作品や、関連作品の情報です |
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− 目次 − |
歴史 |
ダンジョン・マスター (初作) |
続、ダンジョン・マスター カオスの逆襲 |
ダンジョン・マスターU スカルキープ |
スーパーファミコン版 |
音楽CD FM-TOWNS版 |
音楽CD スーパーファミコン版 |
セガ・サターン版 ネクサス |
PC-Engine版 セロン's クエスト |
その他の作品 |
管理人の知ってる、ダンジョン・マスターの歴史 |
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ダンジョンマスターは1987年に米国で発売されたパソコンのゲームです。 制作はFTL Games社で、販売はSoftware Heaven社です。 元々は、コンピューターの中に構築された街に存在する人間たちが、それぞれ勝手に行動を起こし生活するという仮想現実空間を実現させていたようです。 当時はハードの制約も厳しく、時期ではないとしてゲーム路線で作品化された、とか何かで読んだ記憶があります。 その物は確かに存在する、というあたりがひどくらしいと思います。 米国をはじめ世界で大人気を博したダンジョンマスターは1990年、日本語版も発売されました。 販売はビクター音楽産業株式会社です。 同年1990年には、初作から13ヶ月後のエピソードとして「Chaos Strikes Back」が発売されます。 これは同年に、「続、ダンジョン・マスター カオスの逆襲」という名で日本語版が発売されています。 1994年、「ダンジョン・マスターU スカルキープ」が発売されました。 これも同年に日本語版が発売されています。 1991年、日本ではビクター音楽産業株式会社から発売されたスーパーファミコン版は、あのコントローラーのみでの操作を強要されたにも関わらず、実に見事な完成度を見せてくれました。 曲はスーパーファミコン版が一番泣けます。 翌1992年には、PCエンジン版が発売されました。 題名は「ダンジョン・マスター セロンズ・クエスト」。 初作より以前という時代設定で、ゲームシステムもこれまでのシリーズとは一風変わっています。 1998年、セガ・サターンで「ダンジョン・マスター ネクサス」が発売。 シナリオは本編の続編的な位置づけで、技術的にもいわゆる3Dポリゴンの完全三次元表現となり、完全新作です。 出来映えはかなり良いのですが、曲にはガッカリでした。(致命的) 上記の作品は、いづれも制作はFTL社です。(箱に書いてありましたので) 現在、ネクサスを最後に新作は発表されていません。 他にもメガドライブ版やMSX版などがあるようです。 メガドライブ(MEGA-CD)版はスカルキープの移植で、評判良いようです。いいな。 また、亜種としてウィンドウズ上で動作するRTCや、OSに依存しないJAVAで動作するものも公開されています。 これらは商品ではありませんが、インターネットで無料で入手できます。 |
パソコン版 『 続、ダンジョン・マスター カオスの逆襲 』 |
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原作(米国版)の題名はChaosStrikesBackです。 PC-9801版もカオスの逆襲からFM音源に対応し、曲が流れるようになりましたが、オープニングデモなどで演奏されるだけでした。 譜面はFM-TOWNS版の曲と同じようです。(当然、削られているパートも多いですが) グラフィックや効果音などは前作と変わらず、難度だけはやたらと高い。チャンピオンシップ・ロードランナーみたいな位置づけです。 フェイス・ウィンドウの絵を自由に描けたり、前作のキャラクターデータを使えたりといった機能が追加されています。 実は管理人が最初に触れた作品はコレでした。 キャラに名前を付けたいが為に転生させたのが間違いだったんでしょーが、ゲームが始まって装備も無い状態でいきなり丸虫の大群の中へ、それも真っ暗闇の広間に放り出されるというのは厳しすぎです; どーにか進んでも蜂の大群、ドラゴン二匹と、なんとまあ簡単に挫折できる事でしょう(苦)。 これ自力でクリアした人って、ホント誇れると思います…。 |
パソコン版 『 ダンジョン・マスターU スカルキープ 』 |
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管理人はこれをよく知りません。 売ってたのは見たんですが、買わなかった…(大後悔時代) |
スーパーファミコン版 『 ダンジョン・マスター 』 |
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パソコン版の初作を移植したものですが、新たにグラフィックが描き起こされていたり、曲が流れたりと、単なる機種間移植ではなくなっています。 PC-9801版を基本として、FM-TOWNS版が音響重視のリメイクであるとするなら、スーパーファミコン版は少し曲感を変え、グラフィックを強化したダンジョンマスターの最終形態とも言えそうです。 シンセサイザーで演奏した音質そのままを奏でられるCD-ROMドライブ搭載のFM-TOWNSに比べて、音響で勝てるはずのないスーパーファミコンですが、職人技までな芸術的演出が感動を与えてくれます。 制作者たちは真のゲーム作りというものを理解しているのでしょう。 彼らはFM-TOWNS(CD-ROMドライブ)というハードで作り上げた最高を、スーパーファミコン版でさらに乗り越えているのではないでしょうか。 最近になって特に顕著な、3Dグラフィックさえ美しければリアルだ、高品質だ、という表面的な作りと評価を十年以上も前にクリアにしている、数少ない作品の代表だと思うのです。 と、ここまで言っておいて、実は管理人はFM-TOWNS版をやった事がありません。ですが音楽CDを聴く限りはスーパーファミコン版の方が泣けます。 |
音楽CD 『 ダンジョン・マスター 〜迷宮の勇者たち〜 』(FM-TOWNS版BGM) |
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それまで物音という効果音しか無かったダンジョンマスターは、富士通FM-TOWNSに移植させる際、初めて背景曲が加わりました。 シンセサイザーで奏でられるそのままをCDで演奏させるという事で、浮かないよう、違和感の無いようにと細やかな気を遣っているようです。 このCDは、FM-TOWNS版のダンジョンマスターとカオスの逆襲で使用された曲のうち十一曲を収録しています。 更にダンジョンマスター十七曲と、カオスの逆襲十八曲を、効果音を交えて次々と流したMixバージョンを二曲加えています。 全滅の曲は感涙です…。 |
音楽CD 『 スーパー・ダンジョン・マスター 』(SFC版BGMアレンジ) |
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なんとCDグラフィックス対応です。簡単な絵が曲に合わせて動いたり色が変わったりします。 でも特筆すべきはそれじゃないです。w 原曲もかなり涙ものでしたが、このアレンジも相当に鼻血+涙ものです。 聴きながらあの時を思い返して、再びあの世界にいっちゃえます。 特に地下七階…。ぁぁ……。 地下に潜る病、再発。 |
セガ・サターン版 『 ダンジョン・マスター ネクサス 』 |
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完全オリジナル新作です。 フルポリゴンの三次元表現になりました。画面はとてもきれいです。 画面構成は新たに洗練され、より機能的に。物語もあるし、難易度も丁度良いです。 扉の覗き窓から見える異様な光景にちょっと恐怖できたり、演出もいいです。 地味なのはいいんですが、これといって感動を覚えないのは、やっぱり音楽が…。 (そしてSFCの欄でベタ誉めした私の意見は妄想に過ぎない事が証明され…) 管理人はゲーム中に突然メモリダンプが出力された事があります; |
PC−エンジン版 『 ダンジョン・マスター セロンズ・クエスト 』 |
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正式にはTheron’s Questと英語で書くべきなんでしょーか。 時代背景もゲームシステムも、本編シリーズとは若干異質な作品です。 初作ダンジョンマスターよりも前という時代設定で、主人公は生身のセロンです。 グレイロードの弟子になるべく、七つの試練を乗り越えるというもの。 舞台となるダンジョンが七つあり、ひとつのダンジョンをクリアしたところがセーブポイントとなっています。 主人公(セロン)以外のメンバーは、次のダンジョンでは入れ替わるので、キャラクターを成長させる事にあまり意味はありません。 ほとんどのグラフィックはパソコン版のものを流用しており、画面構成も同じです。主に迷路とシナリオ、背景曲がオリジナルの作品となっています。 |
その他のダンジョンマスター |
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管理人が知らないだけで、世の中には上記以外のダンジョンマスターが確かに存在します。 メガドライブのMEGA-CDシステムではスカルキープが移植されているようですし、MSX版もあるようです。 それらについては今後店頭で見掛けたら更新するという事で、とりあえずここでは現代のパソコン上で動作するダンジョンマスターについて紹介しておきます。 亜種としてウィンドウズ上で動作するRTCや、OSに依存しないJAVAで動作するものが公開されています。 これらは商品ではありませんが、インターネットで無料で入手できます。 これについて詳しくは、以下のサイト等を参考にしましょう。
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