子供が小さい頃にはテントや簡易炊事用具を車に積み込んで、避暑もかねて高原の夏のキャンプをたのしんだ。映画のスタンドバイミーみたいにティーンエイジャーが1人立ちする意味も含めて、体験学習的要素もある。
メンバーはブッシュさん、ブレアさん、フセインさん、キムさん、国際色豊かにビンラディンさん、今をときめく有名人に同名の方々もいますが、特定しているわけではありません。
日本の20世紀のバブル時、庶民のささやかな流行ともなったアウトドアライフみたいなケチな話でもありません。中古ですがスペースシャトルという乗り物に乗って出掛けるキャンプです。費用も全部税金を使うので個人負担などとセコい事も言いません。キャンプ期間中はプロ中のプロがお世話しますので何の心配もいりません。
月に行きたい。火星に行きたい。と言われれば、いかようにもお応え致します。
スペースシャトル内では何でもOK、鎗でも鉄砲でも持ち込みの制限はありません。ヒューストンという所から出発します。
科学技術の垂井を集めた最新装置で打ち上げます。TV中継で世界中の人がお見送りもしますし、モニターカメラで機内のライブ放送もあります。
当たり前のことですが誰もが事故のないようにと願ってます。
私は地球の外に行った事がないのでわかりませんが、写真や時折報道される、帰還された宇宙飛行士の話によれば、宇宙から見る地球はそれはそれは素晴らしい、所だそうです。
只今、建築中の宇宙ステーションにも寄ってみて下さい、正確な数字が出せませんが、地表から約60kmの所にあるそうです。60km??横に地上に伸ばしてみると、なんとも、車で高速道路を走って頂けば1時間もかからぬ距離ですが、空の上の話になると、そこはもう宇宙だそうです。
ミッションとかいって、宇宙飛行士達は、沢山の仕事をこなし、2週間位すると帰って来ますが、今回のキャンプは楽しんでもらうためにセットされるので、そんな宿題みたいなものもありません。
席数には限りがありますが、まだ空席もわずかに残っております。地球始まって以来の滅多にない機会です、参加希望者はお早めに申し出て下さい。
打ち上げと、帰還のお手伝いは地上のスタッフが万全を期します。当然の事柄ですが宇宙キャンプ期間中の行動は各自の責任でお願いします。私どもの国からはコイズミと申します、サーヴィス係を随行させますので、なんなりと、御用を申し付け下さい。
1つだけ御注意というほどの事でもありませんが、参加される賢明な方々には充分御理解頂けている事と思いますが、このスペースシャトルは、皆様お1人お1人の互いの協力なしには地球に戻れません。
キャンプが少年の頃と同じように、楽しいものになるように切に希望します。
・・・5、4、3、2、1、0、 出発!
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