2006年5月6日 白馬 金山沢 山スキー

 

メンバー L宮脇、森田

 

コースタイム ロープウエイ自然園8:40  栂池ヒユッテ9:00  2301m台地11:30  船越ノ頭12:30  北股入沢合流点14:00  猿倉15:00

 

 栂池ヒュッテ前で準備を整えて出発。まず自然園を横断し、2301m台地へと向かう。途中、一度鞍部におりて登り返すのがいやで、すこしでも楽に登れるように、最初から右よりにコースをとった。

 2301台地の手前あたりから傾斜もきつくなり、シール登高がつらくなったので、宮脇はスキーを補助ロープでソリのように引っ張って登った。これが意外と楽だった。 GWだけあって多くの人達が登っているが、山屋よりもスキーヤーの方が多いようだ。苦しい登高の末、「船越ノ頭」にたどり着く。 天候に恵まれ、展望を楽しむことができた。

 いよいよ金山沢に向かい滑降開始。気温が高いので雪は重く、思うようにスキーはまわってくれず、転倒しながら下降となる。なにしろ滑降距離が長いので足がもたない。すこし滑っては休むということの繰り返しだ。

 途中、デブリ地帯もあって滑りにくいところもあったが、おおむねコースの状態はよい。だが、金山沢の最終地点直前は、まだ落ちきっていない不安定なブロックが頭上にあり、緊張させられた。

 悪場を過ぎると北股入沢に合流する。そのまま対岸の登山道にほんの少し登り返し、ストックで漕ぐようにしてスキーを走らせる。単独のボーダーがいたが、こういうところはスキーの方がだんぜん有利だ。

しばらく林道を走ると眼下に猿倉山荘が見えてきた。樹林帯の中をひと滑りすると山荘の駐車場に出た。待機していたタクシーに相乗りして登山口のロープウエイ駅に向かう。疲れたけど楽しいスキーツアーだった。