目的地

下山届

 
宝川ナルミズ沢(魚釣り沢登り)

 

 
登山期間

前夜発05年月10日(土)、11日(日)

メンバー-

L吉田光雄(蒼山会) 深澤 巧(熊谷山旅会)

10日 晴後雷雨のあと雨

11日 雨

行程9/10(土)7:30車止め発−9:00ナルミズ沢入渓地−12:30テン場−15:00大滝−16:00テン場

行程9/11(日) 8:45テン場発−10:00ナルミズ沢入渓−11:30車止め着

    

    かかってくれたイワナに感謝           雷の後押し寄せた濁流

前夜吉田が9:40頃来た。慌てて支度して夜中12時過ぎに宝川温泉の先の車止めに着いた。2時ぐらいまで宴会。朝5時に吉田の携帯の起床ベルが鳴ったが無視して寝ていた。7:30発。9:00入渓地。吉田が竿を用意してくれたがちょっと歩いてみると左手に杖、右手に竿ではバランスが悪く危ないので釣りは止め、先生吉田の釣りっぷりをじっくり観察。瞬く間にイワナを釣り上げる神業。竿を借りて毛針を浮かすと魚がふっと浮いてきて吃驚。さらイワナが引っかかってきた。12:30いつもの高台にテントを張ってさらに上につめる。上の方は食いが悪くあまり釣れなかった。大滝まで行って竿をしまい引き返す15時過ぎ。雷鳴が聞こえ雨もしとしと落ちてきた。木の枝にぶら下がって滝のトラーバースをしているときに本降りになった。慌てて合羽を着る。濁流の水かさがどんどん増え足場を捜して必死で下る。途中河原にターフを張った2人が急な増水に不安そう。大石沢出会いは濁流が凄い勢いで荒れ狂っている。そのすぐ脇に張ったテントに水がついてテントから4人が慌ててはい出し不安そうに見守っていた。水かさが2,3m増しているようだ。我々は滝の下に下りられないのでこわごわ滑る急な草付き斜面をトラーバースしてやっとテン場に着いた。やっと水が引き始めテントもターフも大丈夫だったようだ。焚き火でイワナの塩焼きを食べたかったが雨が止まずテントの中でイワナの刺身などを肴に盛り上がった。雨が上がったら夜中に焚き火と意気込んでいる吉田。残念ながら雨は夜も降っていた。翌朝になっても雨は止まず8:45発。登山道を下る。10時入渓地にデポしていた靴に履き替え車止め地11:30着。渓流釣りは吉田のお供で何回かやったことがあるがえさ釣りばかり。魚のいるかいない分からない所に糸を垂れていた。毛針ははなから無理だと思っていたがやってみると釣りながら魚の姿が見えているかいないかが分かり面白い。山屋転じて遊び人を目指す私には毛針釣りもいいかも。

      

名人吉田                 ナルミズ沢上流           大滝