目的地:河又(コウモリ岩)

登山期間:2005年5月22日

参加者:トニー、伊藤(パンプ)、ビル(Tウォール)、森田(記)

ルート及びコースタイム:

7:50上尾発 8:45飯能駅 9:30駐車場 10:00岩場

16:15岩場発 16:30駐車場 17:00飯能駅 18:30上尾着

概説:

前日まで台湾出張で結構疲れが残っていたが、トニーが5/26にカナダへ帰るというので、お別れクライミングに行くことにした。メンバーは、いつもの伊藤さんと、トニーの友達のビル。ビルはアメリカ人で、日本語ペラペラ。クライミングも5.12の腕前、六本木で働いている弁護士さんだそうです。僕らにとっては頼もしい助っ人です。8:45に飯能駅でみんなを拾って、さわらびの湯近くに停めて歩く。聖人岩よりも歩くが、トニーのペースが速いので岩場に着いたときにはみんな疲れていた。思ったより人が多い。

人気のCブロックはいっぱいだったので、我々はA、Bブロックを登った。ウォームアップに「ミヤザキミドリ」5.9をまず助っ人2人の外人部隊が登った後、僕らが登った。途中、ビバーク出来そうな大穴が有ったりして面白い。次に「大将」10bは出だしのトラバースが核心で、ホールドが分かりにくく、また、身長がないと難しい様です。みんなテンションがかかった後、最後に僕がオンサイト。みんなの登りを見ていたので何とか辛うじて出来た。「アリゲータ」10dは出だしのボルダームーブの核心が難しく、外人部隊も苦労してレッドポイント。僕と伊藤さんは、出だしは歯が立たない。お互いそれをパスして一応上まで抜けた。核心以外は難しくない。「アリゲータ」に手を出すと他の人が見に来ていたが、核心を行ける人はいないようでした。さすが外人部隊と思った。「ターミナル・ドライブ」10bは、ボルトが少なくかなりランアウトする。2つ目のボルトまでが遠く、途中で落ちると大変なことになりそう。簡単かと思えばそうでもない。2つ目のボルトまで行ったり戻ったりして、ワンテンかかり抜ける。怖いので2度と登りたくない。

「ギザギザ・ハート」10cは2つ目のクリップの際のホールドが濡れていて、バランスも難しく、また行ったり戻ったりでテンション。やっぱり怖いので、トニーにトップロープを張って貰い登る。トップロープだと、楽勝。次回濡れていなかったら、また試したい。河又は、ルート的には結構面白いが、ボルトが遠いところが多く、また壁がごつごつしていて、どうしても落ちたくない。個人的には聖人岩の方が好きです。

せっかく仲良くなったトニーと別れるのは残念ですが、今度はビルという新しい友だちが出来たので嬉しい。

トニーは1年後にまた来日するそうなので、それまでにはもう少し腕を上げたい。