行程1/8(土) 竹宇駒ヶ岳神社駐車場8:40発→15:00五合目小屋着→15:20国民宿舎裏妙義
1/9(日) 6:40発→8:40坊主の滝登攀開始→15:00黒戸尾根6合目→16:00五合目小屋
1/10(月) 8:40五合目小屋発→12:00竹宇駒ヶ岳神社駐車場着

六丈ルンゼ
前から一度はトレースしてみたかった甲斐駒黄蓮谷左俣。黒山の遊び仲間のT氏との間で話がまとまり、M氏も誘って心をときめかせ黄蓮谷左俣に向かったのだが・・・・。
061/08(日)晴
前夜竹宇駒ヶ岳神社駐車場22:30着。鍋で宴会をして寝る。8:40発。途中雪は少ないが風が強く寒い。15:00五合目小屋着。外にテント二張、崩壊の恐れ有り立ち入り禁止とある五合目小屋の中に早速テントを張り宴会。夜寒かった。
061/09(月)晴
6:40発。小屋の裏からトレースを追って急な斜面を下るも途中トレースを見失い適当に下って、岩小屋を経て黄蓮谷。登攀の支度をして最初の滝を登ろうとしたらM氏が氷を踏み抜いた。右側に高巻きして滝上。さらに足首の雪をラッセルしながら坊主の滝8:40登攀開始。よく凍っているので黄蓮谷は大丈夫のようだ。M氏のリードのあと深澤、T氏の順に登る。斜度は快適だが所々雪が氷にまつわりついて脆い所があり慎重に登る。二ピッチ目深澤リード真ん中は岩が露出しているので左側の氷のある所を登る。斜度は無いが岩が隠れていて怖い、一本プロテクションを取って、立木でビレー。左の幅広い滝をM氏リードで登って、さらに深澤リード、アックスはよく刺さるが水っぽい滝を登る。さらに雪の斜面を登り、五ピッチ連続のアイスクライミングは快適だった。途中のなめ滝など氷はほとんど雪に埋もっていると思いながら、深い所で膝までの急な斜面をラッセルをしながら沢を詰める。いつまで経っても大滝が出てこないので不安に感じた時、沢が途絶え行き詰まった。ここに来てやっとルートが間違っていることに気がつく。仕方がないので左の尾根に登り細いコル。ここで自分の居場所を確認して尾根を詰めたら黒戸尾根の踏み跡に辿り着いた15:00黒戸尾根6合目。16:00五合目小屋。
行き詰まるまで黄蓮谷左俣と三人とも思って登っていたがよく考えると一つ手前の谷(6丈ルンゼ)を詰めていた。黄蓮谷左俣を32年前にカッテング登ったMさん、今回で5回目というTさんの超ベテラン二人が一緒だったので大船に乗ったつもりがいけなかった。
061/10(火)晴
8:40五合目小屋発。12:00駐車場着。15:15拝島駅
。家着17:20。
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