目的地:三つ峠

登山期間:2005年10月22〜23日

参加者:宮脇(L)、森田(記)

ルート及びコースタイム:

22日 18:00花園道の駅 21:30三つ峠登山口駐車場

23日  6:00起床 6:50出発 7:50ゲレンデ着

    18:10出発 18:50駐車場着 10:30花園道の駅着

概説:

2週間前から谷川岳の中央カンテを狙っていたが、どうも週末はいつも天候が悪く行けない。そこで、宮脇さんのアイデアで、三つ峠に転身することにした。宮脇さんは、パンプの元女性トップクライマーのT.Fさんのダンナから高級プーリを買ってそれを試したい様子。

22日夜早めに出て、途中ラーメンを食べて、三つ峠登山口の駐車場まで行く。駐車場はすでにいっぱいの状態。二人だけなので、僕のオデッセイのシートを倒して、軽く宴会をして寝た。

23日ゆっくり起きて出発する。ゲレンデに着いたときはあまり人がいなかった。風が吹いて結構寒い。

天気は最高で目の前に富士山がドーンと見え、北岳バットレス、甲斐駒がよく見えた。(宮脇さんに説明を受けなければ登ったことがないので僕にはさっぱり分からない。)

僕たちは、まず一般ルート(これでもルート名、変な名前)から、4ピッチ上がった。そのまま、懸垂下降中、他の14人パーティーに遭遇し、かなり待たされた。宮脇さんが、下降中、そのパーティーにイヤな顔をされたらしい。「ふざけるな!」と言いたい。14人もいっしょに行動する方が遙かにおかしい。下に降りたら、もの凄く人が増えていた。マルチをもう一本続けて行こうと思ったらかなり待っていたので、人工登攀ルートを登った。宮脇さんは手慣れたモノでした。僕は、フリーとは違う筋肉を使うので結構疲れた。たぶん、登り方も悪いのだろう。その後、マルチの中央カンテルートが空いたので、登った。そのころ、暖かくなってかなり快適でした。中央カンテは気持ちがよいルートです。日が落ち始めた頃から、暗くなるまでレスキュー訓練を行った。まず、トップロープ状態でけが人をロワーダウンさせる際、途中にロープの繋ぎ目が出てきたら、それを通過させる練習。繋ぎ目が出てきたら、補助ロープによるバルトダンで荷重を移し、繋ぎ目を通過させた後、メインロープに移す。これは、いろんな事に応用が利くと思います。(リードビレー中に繋ぎ目が出てきても役に立つ。)次に、宮脇さん自慢の高級プーリと僕の310円のコストパフォーマンスの優れたプーリによる1/4引き揚げを行った。310円プーリは脱輪が多いので注意が必要ですが、壊れることなくお努めを果たした。かわいいヤツです。カラビナだけよりもプーリを使った方が遙かに楽の様です。様ですというのは、僕はやらなかった。宮脇さんはよっぽど気に入ったようで、握って放さず、僕は出来ませんでした。(実はもうすでに暗くなっていました。)道具を片付けている頃、真っ暗になり、ヘッデンを付けて下山した。僕たちが最後でした。帰りに、美味しいほうとうを食べて帰った。1日でマルチ、人工、レスキューと結構充実した1日でした。これも2人だから出来たのだと思う。人数が多くても2人1組で行えば、結構こなせると思う。どこかのアホパーティーの様に14人1組では何も出来んし、他に迷惑を掛けるので止めた方が良いと思いました。