西上州/水沢山

水沢観音〜水沢山〜伊香保温泉

平成16年7月18日
CL.山田耕一  山田瑞穂・守門 鈴木健司・しげみ・千遙
記/山田耕一
 妻の「昔行った山で近くて楽で子供も楽しめる素敵なルートがある」という話から計画はスタートした。
 「嘘ばっかり・・・」水沢観音の駐車場から山を眺めて呟く。若くて元気な頃の話は本当にあてにならない。
えっ、あれ登るんですか?
 気を取り直して水沢観音にお参りをして出発前の記念撮影をする。ずいぶん賑やかな観光地だったんですね。知りませんでした。
 そういえば水沢うどんを食べ損ねました。
このときは観光客
 いざ登山開始。
 スタートは赤い鳥居からである。
 鳥居をくぐるとグイグイと登っていく感じの急坂である。「ハイキングじゃない!」ちぃちゃんの悲鳴にも似た言葉。「とうちゃんはハイキングのつもりはない・・・」心の中でそっと呟く。 
登山開始、グイグイと高度を上げる・・・ひぃ
 木漏れ日の差す杉の植林帯を登っていくと原生林へと入っていく。こうなればいつもの楽しい山歩きだ。お菓子を食べながら休憩を愉しむ。
気持ちの良い原生林の中の休憩
 駐車場からよく見えたぐらいだから眺めは良い。傷跡のようにゴルフ場が見える。スキー場とゴルフ場はとても似ている。
 ちょっと霞んでしまって視界がイマイチ。残念でした。
ゴルフ場が傷跡のように見える
 いよいよ山頂が近くなった頃、お地蔵様が・・・やはり信仰の山なんだなぁ。
帽子をかぶせてあげたいくらい強烈な日差しでした
 山頂でちょっと休憩。全く日陰がなく、とてもゆっくりお昼休みをする気にはなれなかった。
 このあと伊香保温泉方面へ下ったのだが、かなりの急坂で、やっと見つけたわずかなスペースでお昼休みにした。いつものようにカップラーメンとコーヒーでひとときを過ごす。狭いところなので転落しないように注意が必要であったが、木陰と吹き抜ける風が心地よかった。
いやぁ、登った!登った!
 山頂には雑記帳のようなノートが置いてあり、守門が真剣に開いてペンを持ち考え込んでいた。まだ、字は読めないはずなのだが・・・。
 来年は小学生だが、期待できるのか!?
真剣に考え込む守門・・・まだ文盲のはずだが
 下山は伊香保温泉方面へと下り、最後はロープウェイで伊香保温泉へ一直線。
 20分も下ると道路に出る。素直に下っていくがロープウェイが見あたらない。変だな?と思いつつ歩いていくとひっそりとしたスケート場の中へ入ってしまった。夏場のスケートリンクというのは見捨てられたような寂しさが漂い、不安を駆り立てられる。さらに行くと、ロープウェイ乗り場が鉄の階段の先に見えた。乗り場に着いてみれば、スケート場に入らなくても良いように道があった。だいぶ遠回りをしたようだ。
 ちょうどでるところだということで飛び乗った。降りたところにバス停があり、タクシーも来ていた。タクシー1台で水沢観音駐車場まで戻り、無事、山行終了となった。
水沢山の花アルバム
ヤマユリ ホタルブクロ オニアザミ
シモツケ オカトラオノ
【コースタイム】
7/18
9:20水沢観音〜11:45水沢山山頂〜12:10山頂直下(1時間休憩)〜13:20電波塔〜13:40道路〜14:00ロープウェイ乗り場