2004年3月19日−20日 吾妻山山スキー

グランデコ・スキー場から西大顛、西吾妻山、二十日平経由グランデコ・スキー場

メンバー:深沢、宮脇、坂上、熊谷

 19日21:00熊谷発、21:30羽生、1:00グランデコ・スキー場(泊)
 20日 8:00ゴンドラ終点 10:05西大顛10:35同発、10:20西吾妻山小屋10:45同発
     12:05西吾妻山12:20同滑降開始、14:30二十日平15:00 グランデコスキー場15:50

19日
21:00熊谷出発。途中羽生で深沢さんと合流。一路東北道を北上。高速を降りてから、途中でガソリンを入れたりしたので目的地に着いたのは12時過ぎになってしまった。それからテントを張って宴会。2:45頃まで起きていた。

20日
6時起床。7:30スキー場へ。ゴンドラに乗る。最上部まで行く第3・第4リフトは9:00にならないと動かない、とのことなので、ここから登る事にする。ここは標高1390m。8:00出発、200mの登り30分で第4リフト終点に着く。
ここからは適当にトレースを追って樹林帯を登る。9:00に一旦休憩、そこから30分ほど進むと西大顛の山頂(と思ったが実は手前のピーク)が見えてきた。この登りはやや急でジグザグに登るしかない。深沢さんは右の巻き道のトレースを行ったがこれは良くなかったようで急斜面を登り返してきた。西大顛10:05着。
今日は曇りであるが雲が高いので遠くの山々が見える。近くの磐梯山、安達太良山はもちろん、飯豊連峰、朝日連峰、蔵王山、それに月山まで見えた。ゆっくり休んでいると、後から続々と山スキーヤーが登ってきた。

休憩後、シールをつけたまま一旦鞍部まで下る。みな急斜面を平気で下るが、私はちょっと怖いので、左側にトラバースして緩い斜面になってから滑走した。そこからまた緩やかな登りで小屋に到着。中に入って昼食にする。
小屋の中では大パーティがワイワイと楽しそうに食事を作っていた。我々はパンをかじるだけでちょっと寂しい。
食事後、最後の登りを樹氷の中を登る。少しの登りで西吾妻山の山頂に到着。

もうすぐ西大顛 その山頂に到着。万歳 そこから一旦下降 今度は西吾妻山へ

いよいよ滑降である。まず割と開けた緩斜面がある。が、すぐでこぼこな樹林帯に。ここはボードにはきつそうだ。
しばらくトラバースすると、また広い斜面に出た。ここなら快適に滑れそうだ。雪面はやや硬い。緊張して滑る。
少しすべるとそれからは見通しの効かない樹林帯がずっと続く。私は木にぶつからないようおっかなびっくりで滑る。急なところでは横滑り多用。さらに下ると今度は斜面が緩やかすぎて私に都合が良いが、ボードの坂上さんは歩く羽目に。見通しは悪いが宮脇さんのGPSで位置確認は万全だ。我々はコースのやや西寄りにいるようだ。
それからも、やや西寄りに進むと急斜面の上に出た。谷を越えて見えるのがグランデコ方面だろう。二十日平はどこか?検討の結果、東にトラバースすることにする。しばらくトラバースすると快適な斜面に出た。
ここを少し滑って再度位置確認すると、「まだ東にトラバースする必要がある。375m東にトラバースしましょう。途中に小さな沢状がありその直ぐ東側を下れば二十日平だ。」という事で、トラバースすると、確かにその通りだった。赤旗も立っていてトレースもある。ここからは快適に滑って本当に平らな二十日平に到着。ボードの坂上さんにはまたまた歩きとなってしまう。
しばし休憩。天気はすっかり良くなり青空も出ている。しかしゆっくりしすぎて途中で日暮れでアウトになる心配が出てきた。まだグランデコまではややある。二十日平を出るとしばらくで沢を横切る地点に出た。沢を横切ると意外にも直ぐそばがスキー場のコースになっていた。すぐスキー場に到着。メデタシめでたしで握手。

西吾妻山から滑降開始 二十日平前で深沢さん 同じく坂上さん 二十日平での宮脇さん

スキー場を下り、駐車場に帰り着いたのが16:00.16:30には車を出発させ、途中の小さい立ち寄り温泉に入ったがなかなか良い湯であった。
18:00前に高速に乗り那須高原SAで夕食を済ませ、20:40頃羽生着。
熊谷には21:15頃到着した。とても楽しく充実した山スキーであった。