チベット:チーカチョーパン 6004m

チーカチョーパン 5816m無名峰


2003年 8/22(金)曇時々晴、雨天気不安定

ギャンツェ見学後、14:45カローラ。チーカチョーパン目指して登山、沢の行き詰まったところ
まで行って時間切れで引き返す。チーカチョーパンの手がかりなし。17:00カローラ。18:00ラン
カーズHOTEL選んで一番良い財苑招待所。トイレ共同、シャワー無し。19:30夕食とmeeting。

2003年 8/23(土)曇時々晴、夕方雨

5:30HOTEL朝食、6:00発、7:30カローラ発。チーカチョーパン偵察であわよくば登頂を狙う。下
痢が酷く、朝から5回。食べたものは全部出てしまう。息を弾ませて新雪に覆われたモレーンの
稜線にやっと辿り着いた。この稜線は5816m峰に繋がっていない荻野、鈴木、中館は下っ急な
雪壁を登り始めた。石坂、本田、深澤はモレーンを詰める。石坂はかるみでそのまま5816m峰
の壁を登っていって頂上に(12:40)、荻野、鈴木(13:00)、中館(15;10)も頂上にたつ。本田、深
澤は明日のため引き返し休養を取ることにする。高田(15;30)、菅野(15:50)も急な雪を登ってい
る。本田、深澤カローラ着(14:15)。荻野、鈴木、中館(15:00)着。高田(17;20)、菅野(18:10)
着。19:00HOTEL着。

2003年 8/24(日)曇

7:30カローラ発。今日も下痢が酷い。帰って寝ていようかと思った。沢を忠実につめて稜線の雪
壁に辿り着いた。ここで本田と別れ,彼女は左の未踏峰peakを目指す。深澤は昨日の5816m峰を
目指す。やっと稜線11:00に辿り着いたがけっこうバテていて、快適な稜線のはずが息が切れて
なかなか進まない。ガレた岩場を越え、最後のドームを登って頂上12:32。頂上はドーム状雪が
北に半分に着いている。ここからはチーカチョウパンへのルートがよく見える。この山の稜線沿
いにいけなくはないが体力的に無理なようだ。やっぱり向こうの稜線を登るべきであったか。チ
ーカチョーパンの登頂は止めて下りることにする。休みながらゆっくり下ったが、休んでいると
頭が痛い。まだ高所順応が出来ていないようだ。途中本田も下りてきて一緒に下る。15:00カロ
ーラ。鈴木17:00、増田17:15、田中17:30へとへとになりながら辿り着いた。他のメンバーは近
くの山をハイキングしたという。目標のチーカチョーパンは全くアッタクできなかったのが残念
であった。あと1〜2日あれば登頂できたであろう。(深澤記)