【 目的地 】 大岩(1133m)、碧岩 【 山 域 】 西上州 【 目 的 】 アカヤシオ見物 【 日 時 】 2003年4月19日(土) 【 天 候 】 うす曇 【 ルート 】 登山口(勧能)7:30→作業小屋跡→9:05コル9:10→9:45大岩10:00 →10:40碧岩11:25→作業小屋跡12:15→13:10登山口 【メンバー】 坂上さん、園 【 地 図 】 ガイドブック中の1/25000地形図、エアリア 1/60000地形図 【ガイドブック】ヤマケイ アルペンガイド 7「日光・足尾・西上州」 昨年は残雪の山遊びに忙しく、つい見逃してしまったアカヤシオを今年こそはと求めて西上州へ行ってきました。やはり見ごろはGW前半のようです。 下仁田ICから勧能へ向かう県道沿いは桜が満開、こりゃアカヤシオには少し早すぎたかな? 立派なトイレが完備された駐車スペース(6-7台)からゲートボール場脇を抜けると居合沢沿いのハイキングコース入り口である。ルリ色も鮮やかなカワセミが我々に驚いて熊倉川の上流へ飛んで行った。 ここ5ヶ月間雪山ばかり歩いていたせいか居合沢のゴロタ石のハイキングコースの歩きにくいこと。何度もバランスを崩してしまう。お目当てのアカヤシオの花は見当たらないが、明るい紫も鮮やかなミツバツツジとミソサザイの多彩な囀りが我々を迎えてくれる。 豪快に水しぶきを上げる3段の滝でハイキングコースは終わるが、その先も踏み跡はしっかりしている。ミドリ岩沢出合いのすぐ先の道標に従って左の斜面を登ると小岩峰の基部に出た。面白そうだと登ってみたが上部1/3は岩がもろく、あえなく敗退。左手から枯れ沢が合わさる作業小屋跡でミドリ岩沢を離れ、枯れ沢の左岸の山腹の踏み跡を辿る。(右岸の尾根を詰める方が楽) 急登わずかで大岩へ続く尾根へと出る。碧岩への分岐を見送り大岩へと向かうと左右の切れ落ちた痩せた岩稜が現れ、背後には碧岩が鋭く聳え、西上州の山々の向こうには浅間山や黒斑山も顔をのぞかせている。久々の岩の感触と痩せ尾根の高度感に少しばかり緊張しながら大岩の頂上へと立つ。 さて次は碧岩だ。碧岩分岐の手前の踏み跡から碧岩への尾根へ乗り、固定ロープの岩場を2ヶ所登ると碧岩山頂である。山頂はアカヤシオの木だらけであるが、残念ながらいずれも未だつぼみでたった一輪だけが申し訳なさそうに咲いていた。最盛期には全山がピンクになると言う二子岩も未だ枯れ木色である。 ガイドブックに「初心者はロープがあったほうが良い」と書いてあったのに挑発されて、ならばロープを使わずに登下降してやろうと密かに思って来たのだが、下降時には足元が見えない代わりにはるか谷底が見えてしまいあっさり断念。支点の枯木が根元から抜けそうで心もとない固定ロープのお世話になって下降した。 碧岩基部からは枯れ沢の右岸の尾根を作業小屋跡まで降り、後は往路を戻った
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