目的地: 上州武尊 登山期間 2月29日

メンバ- 深澤(山スキ−)、篠原(輪カン) 天候 2/29:曇り時々雪

行程      ル−ト

2/28  熊谷(20:30)=武尊牧場スキ−場(23:00)幕営

2/29  出発(8:00)≠武尊牧場(8:45)−避難小屋(10:20)−中ノ岳(12:45)

−避難小屋(14:20)−武尊牧場(15:30) ≠武尊牧場スキ−場(16:00)=熊谷(19:50)

概説と反省

2月29日に上州武尊に行ってきました。気温が上がり雨の予報もありましたが、時折小雪が降る程度でまずまずの雪山トレ−ニングができました。

登りはスキ−を担いで持って行き、下りは滑って降りるつもりでリフトにのったのですがリフトの乗り継ぎで全くスキ−で滑れず、板はリフトの最終点でデポすることにしました。(賢明な選択でした)

8:45にリフト最終点の牧場で登山の準備をして出発。深澤さんは山スキ−で軽快に登り、私はその後を輪カンで追っていきました。先行パ−ティ−を途中で追い越し避難小屋まではハイペ−スで進めたのですが、そこからはトレ−スも疎らになり、尾根線上は風の悪戯で出来た雪庇と大きな凸凹が続き山スキ−は大分苦労しているようでした。私も尾根から外れないように楽なル−トを探しながら登ったのですが結構疲れました。標高2000m付近からガスで視界が悪くなり、慎重に深澤さんのトレ−スを外れないように登りました。多分クサリ場であろう急登は深澤さんがスキ−を外してつぼ足で登った後を離れないように追いかけ12時45分になんとか目標地点の中ノ岳に到着しました。真白にホワイトアウトしていて少し休憩しただけで下山をはじめました。先行して降り始めたのですが、真白で視界が10m程しか無く、後ろからのスキ−の音がしなくなったため、岩陰で数分待っていると颯爽に山スキ−ヤ−が追い越して行きました。しかしながら気持ち良く滑れたのはクサリ場の下までで、凸凹部はシ−ルを着けて悪戦苦闘したようです。避難小屋まで戻ると視界も良くなり、スキ−場から流れてくる音が混じるようになりました。15時頃牧場に着き、デポしておいた板でスキ−場を下り なんとか16時頃駐車場に到着しました。

久し振りに長時間雪上歩行をしたので、非常に疲れました。スキ−板なんか担いでいたら目標地点までは行けてなかったと思います。