目的地:平ヶ岳登頂
登山期間:2003年9月15日(前夜泊日帰り)
参加者氏名:篠原、船戸、島野、内田、石川(記)
天候:小雨⇒晴れ⇒曇り
概略行程:(着/発)
9/14 移動 勤労会館(19:00)・鷹巣バス停近く(23:00)
9/15 平ヶ岳登山口(6:55)・下台倉山(9:00/9:10)・台倉清水(10:03/10:15)
白沢清水(11:00/11:10)・池ノ岳(12:15/12:30)・平ヶ岳(12:58/13:10)
池ノ岳(13:30/13:35)・白沢清水(14:18/14:25)・台倉山(15:15/15:25)
下台倉山(16:08/16:20)・前坂直上(17:06/17:15)・登山口(17:48)
感想など:
9/14
去年は雨で温泉旅行になってしまった平ヶ岳。沢組は去年の雪辱を期して再挑
戦で気合が入っているようだ。
石川は体力低下がひどいため一般道組で参加。
他のメンバーは経験豊富で頼れるリーダー篠原さん、強力なクライマー船戸さ
ん(沢登じゃないのが不思議だが、今回は御楽しみ登山組で参加)、宴会部長に
して通信係の原田さん、体力抜群の島野さんと内田さん。
今年も天候が怪しいが、予定通り夜7時に熊谷を出発。
高速を降りてから奥只見へ至る地底ジェットコースターのようなトンネルとク
ネクネのためスピードが出せない山道を経由して11時頃渡船場脇のトイレ着。
雨の中トイレ前にテントを張って午前1時頃まで宴会。
島野さん手作りの鰻入りダシ巻きをつつきながら、今回も温泉旅行になってし
まうのかなぁと思いながら就寝。大量のアルコールが消費されたことは言うまで
も無い。
9/15
翌朝、男性組のテントは朝5時頃からゴソゴソし始めるが、雨が降り続いてお
り気勢が上がらない。
6時頃になると時折晴れ間がのぞき始めたため、出発準備を開始し登山口へ向
かう。登山口の駐車場はほぼ満車。わずかに残ったスペースに二台の車を止めて
登山開始。
始めは樹林の中のなだらかな道が続くが、傾斜が急になるとすぐに剥き出しの
痩せ尾根が現れる。
このあたりから石川が大きく遅れてしまう。
のみ過ぎのためか、単なる体力不足なのか、ヨレヨレで、ついに立ち止まって
しまった。この先の長い行程を考えて、もう引き返してしまおうと思い始めた頃
に心配した篠原さんが引き返してきた。少し上のピークから全ての様子が見えて
いたとの事。痩せ尾根を四つんばいになって通過する姿も全て見られてしまった。
いやー皆さん(徳に篠原さん)ご迷惑をかけました。
それにしてもこのあたりは暑かった。
急登が終わると、再び樹林帯に入り、やや涼しくなる。静かな良い雰囲気だが
ダラダラ長く、ウンザリしてしまう。
途中二箇所の水場(台倉清水、白沢清水)がある。少し広くなっていて休憩に
丁度良い。しかしどちらも登山道脇には水溜りがあるのみ。
ようやく池の岳山頂に辿りつくと沢組の熊谷さんが待っていた、間も無く他の
沢組メンバーもそろって記念撮影。沢組は全員元気だ。
平ヶ岳山頂は大分遠くに見えたが行ってみるとそれほどでもない。
池塘と周りを取り巻く山々の姿が美しい。
さあて、今度は下りだ。当然ダラダラ長くていやになってしまうが、降りない
と帰れない。雲が出て多少涼しくなったこともあり、登りよりはまともに進み、
なんとか日没前に下山できた。
アプローチが悪いにもかかわらず予想外に多数の登山者がいたのには驚いた。
百名山ハンターと思しき人達に混じって沢登らしいヘルメットを持ったパー
ティーも結構いて、沢の人気の程が良くわかる。
充分な体力があれば落ち着いて景色が楽しめるいい山だ。