平成15年3月20日
目的地:平標山
登山期間:2004年3月14日
参加者氏名:高田、村野、石川(記)
天候:快晴・微風
ルート図
概略行程:(着/発)
7:05駐車場出発
  先行パーティーがいたはずなのに、取り付きには全く踏み後が無い。
  随分うろうろしてしまった。
7:40尾根末端⇒8:20/25肩⇒9:15/20鉄塔
10:18/25松手山の先小ピーク⇒
  松手山は単なる尾根の肩のようなところで、明確なピークではない。
  休憩したときは松手山の手前だと思っていたが、帰宅後に地図を見
  なおすと、松手山より先だった。
1140/12:00平標山頂⇒13:00林道⇒
13:25駐車場

感想など
 以前の記憶と地図への書込みを手がかりに尾根への取り付きを探す。
我々より先に出発したパーティーがいくつもあったが踏み後は無く、
ウロウロすること30分以上。ガマンできなくなった高田さんが尾根に
向かって一直線に取りつく。
 最初はツボ足で行くが思いのほかもぐるためワカン着けた。
 しかし、傾斜が急で硬く(一部積雪浅く)なったためツボ足に戻し、
以降そのまま。
 石川は最初の急傾斜でバテテしまい、行きも絶え絶えで上っていく
が、村野・高田は意気軒昂で快調に上りつづける。ようやく尾根の肩
に着くとすばらしい展望だ。
 松手山の辺りからは雪庇が有るが、末端はほぼ垂直で、既に落ちる
べき部分は落ちているように見える。
 ヤカイ沢には見事なシュプールが描かれている。滑る姿は見ていな
いがいかにも気持ちよさそうだ。
 淡々と登っていると突然深い空洞を踏みぬいた。ずぶずぶと脚がは
まり込んで底が無い。これは雪庇の亀裂に違いない。
 かなり山側なので、亀裂と言うより底雪崩の始まりかもしれない。
 これだから春先は怖い。
 このあとは淡々と歩きつづけて平標山に至る。若干霞がかかってい
るとは言え、すばらしい眺望だ。
 休んでいると、山の家側から次々にスキーヤーが登ってくる。話を
聞いてみると、山の家より少し上の尾根から上がってきたとのこと。
 我々もそっちを下ることにした。
 行って見るとスキーの跡があり、分岐はわかりやすい。
 確かにショートカットになっているが、樹木が密生しており、無雪
期は藪こぎになってしまうだろう。
 快調に飛ばして1時間で林道に出た。
 帰りの渋滞が不安なため、駐車場に戻るや否や、速攻で帰宅。
 勤労会館に着いたのは15:20頃だったか。