2003年11月21日〜23日 狂乱の湯河原・幕岩フリークライミング
メンバー:深沢、熊谷、園、坂上、森田、宮脇、内田、重泉、島野(先発)
 T石川、船戸、羽鳥真弓、新井(後発)

11/21 勤労会館(22:00)幕岩公園駐車場(1:30)
11/22 てんとう虫ロックエリア
    後発組 勤労会館(7:00)幕岩駐車場(13:00)
    クライミング終了(15:30)

11/23 正面壁エリア

幕岩駐車場(8:30)正面壁(9:30) クライミング終了(14:30)

11/21
 欧州大名旅行(?)帰りの某氏の希望により、集合が1時間遅くなってくれてホッとしつつ22時に勤労会館、先発組9名が2台の車に分乗して一路湯河原へ。順調に走って幕岩公園駐車場着、強風の中テントを張り宴会に突入。早く寝たがる会長を無視し、皆でドイツ土産のワインを美味しくいただき、今時そんな潤った会社があっていいのかとかなり疑問に思いつつ優雅な出張の話を聞く。3時過ぎに就寝。

11/22

 6時過ぎ起床。ベテラン山男達は撤収も手際が良くお見事、うっとり見とれているうちに片付いてしまった(ごめんなさい)。朝食後、駐車場からすぐ近くのテントウムシロックエリアへ。その名の通りてんとう虫が沢山飛び交い、日当たりの良い海と山が眺められる快適な場所だった。(ムカデロックとかケムシロックじゃなくてホント良かった。)有名な幕山梅林の中なので、初春には一面の梅の花に囲まれて夢のようなクライミングができそう。

最初にスウィング5.9+で懸垂下降の練習、その後アンナ5.9をトップロープで引きずり上げてもらうようにして登った。次に右に少し離れたイトウォントビロング5.9+を熊谷さんにトップロープをかけてもらいチャレンジ。最後の部分が難しかったが思いのほかすんなり登れた。その後フライング5.7、スウィング5.9+他をトライ、13時頃後発組が到着、これで全員揃って日暮れまでクライミングを楽しんだ。最後に朝イチやっとの思いで登ったアンナを再び挑戦してみたら、身体が慣れたのか朝より楽に登れて嬉しかった。

クリアしてガッツポーズ テントウムシエリアの登り 続々登るわが人々 アンナを登る

 日も暮れたので途中宴会用食材の買出し済ませ、今宵の宿オレンジビラへ移動。メニューはお刺身とお鍋。1軒目のスーパーはいたって普通の品揃えだったが、お酒を買うために入った2軒目のスーパーは地魚が沢山並んで美味しそうだったので、こっそりかわはぎをゲット。今後幕岩での買出しはスーパーMAXにしましょう(次回申し送り事項)。

慌ただしく食事の仕度をして宴席に着いた頃には、男性陣はすっかりできあがりつつあった。しまった出遅れた!と思ったが、すぐに追い着き、追い越してしまった。こうして狂乱の幕岩の夜はふけていったのであった。(美しい思い出として皆さんの心の中に留めておく為、狂乱部分の詳しい描写はあえて割愛。)

こんな事するから 皆こうなってしまった。

11/23

 2日目は正面壁エリアへ。ここは日があまり当たらず肌寒く、岩も少々濡れていて暗い感じがした。前夜大量消費したアルコールは微塵も残ってないと見え(私は記憶もない)、全員揃って楽しく登った。楽しく登れりゃご機嫌の緻密でない私は、全くルートの名前等覚えていないので、以下熊谷さんのコメントを引用。

『左の最初に私が掛けたのがサムシング5.8+と思っていたが、おせっかい5.8+らしい(これ皆で登ったルート)。そのさらに左に高ーく掛けたのがラバーズティアーズ11Bらしい。森田さんと深沢さんがガンバっていた、おせっかいの右側がまかしょ10Cじゃないかなあ。真ん中の壁に移って、深沢さんが途中まで掛けて皆で登ったのが、ジムシー10Cの下部だと思う。その右に私と深沢さんしか登ってないがかずえちゃん・としおちゃん10d、そして右端の垂直のクラックがコナン5.9+だと思います。』・・・との事。とても歯が立たなそうに見えたコナン5.9+も真弓さん、重泉さん、内田君と一緒に挑戦。途中で何度もやめようかと思ったが、宮脇さんのアドバイスのお陰で何とかごまかしつつ登れて嬉しかった。

3時頃本日のクライミングを終了、温泉に入ってから帰路につく。温泉を出てすぐに渋滞していた事もありT石川号とはぐれてしまったが、厚木でなんとか合流。女性を3人も乗せていたのでT石川さんには楽しい渋滞だったかな?その後無事に熊谷着、お疲れ様でした。

初級者でも登れる易しいルートも多く、クライミングって楽しい!(宴会も)と心から思えた充実の2日間だった。幕岩で少し上達した気がして後日PUNPへ行ったら、全く勘違いだったという悲しい現実に気づ

いてしまった。修行します。(島野記)

正面壁エリアをリードする 難しいルートも楽しい