実施日 2002.6.7-9
参加者 石川敏朗 単独
目的:穂高縦走→南岳・槍稜線周遊
行程:
6/7 行田駅(6:12)・松本駅(9:00)・新島々(9:52)・上高地(11:15)・槍沢ロッジ(15:59)
6/8 槍沢ロッジ(7:00)・天狗原(10:00)・南岳への分岐(13:00)・中岳(14:35)・槍岳山荘(16:45)
6/9 槍岳山荘(7:00)・槍(7:20)・横尾(10:55)・上高地 (13:57)・行田駅(18:45)
主な装備
重登山靴、アイゼン(12本爪)、ピッケル、ツェルト、カッパ上下、フリース上下、ガスコンロ、コッヘル・非常食
(チョコレート3枚・インスタントラーメン2・ドライフルーツ500g)

 雪の無い長い道を重登山靴で歩くのは多分はじめて。初日だけで疲れてしまったが、なんと槍沢ロッジは風呂があり、
体をほぐすことができた。 
 二日目は槍沢から天狗庭にそれて横尾尾根を上ったが、尾根線にもかなりの部分に雪があり、アイゼンをつけているの
に雪庇をおそれて岩が露出している部分ばかりを選ぶという変則的な登りかたになってしまった。
 尾根の途中から見えた大キレットは、その前後が雪をかぶっているだけでなく、一部にはトラバースルートの線を浮き
上がらせる形で雪が残っており、あっさり断念。
 稜線に出てからもかなりの部分に雪があり、尾根と同様に岩を選んで歩いた。さらにルートのマークが雪に埋まってい
る部分が多く、ガスで視界が短くなったこともあり、場所によっては地形図とコンパスを見ながらの神経質な歩きを要求
された。おかげで歩き終えた充実感は最高だったが疲れた。
 三日目は槍を登ったあと、槍沢を尻セードで快適に下った。

 雪がなくなってから再トライしなくっちゃ。

天候
 二日目の午後(稜線に出てから)を除くと、これ以上完璧な快晴であり、すばらしい景色を堪能できた。