【 目的地 】 古賀志山(中尾根〜東稜〜無名尾根)
【 山 域 】 鹿沼
【 目 的 】 薮岩歩き
【 日 時 】 2002年9月22日(日)
【 天 候 】 曇り
【 ルート 】 森林公園P 5:30→5:45ルートミスで東稜登山口→
5:54北登山道→5:55中尾根取付き→7:10中尾根の頭
→7:25富士見峠→7:30古賀志山7:35→8:10北登山道
入口→8:15森林公園P

北岳以来仕事やら何やらで山に行けない。今日も午後までに自宅へ
帰らなければならないので宇都宮からの帰省途中にある古賀志山へ
行く事にした。選んだコースは岳人3月号の薮と岩特集に出ていた
中尾根からのコースである。

明るくなるのを待って歩き始め、北登山道に入ってすぐに中尾根に
向かう踏み跡へ分け入る。急登を一登りで最初の鎖場に出る。記事
に「古びたフィックスロープに命を預けるべきでない」と書かれて
いたホールドに乏しい岩は鎖がなければIII+か。体がほぐれていな
い事を言い訳に中段は鎖のお世話で逃げる。何ピッチかの岩場を登
り、思ったよりもはっきりした尾根上の踏み跡を辿ると、最初と同
じ程度の鎖場が次々と出てきてワクワクする。(もちろん山旅会に
とっては鎖は不要です。)

巻き道がある大岩をわざわざ直登したり、5.8位のボルダーに挑戦
したり(私の実力では登山靴では無理でした)遊びながら進んだ。
途中、中尾根の頭と勘違いしたピークから南進して行詰まってしま
うが、薮岩歩きは迷ってこそ楽しいと言うもの。ルーファイも楽し
みの一つである。

中尾根の頭からは鎖場もなく登山道然としてくる。古賀志山山頂へ
は7時半到着。帰宅時間が気になりすぐに下山開始。
東稜を降りているつもりでいたが、いつのまにやら中尾根と東陵の
中間の無名尾根の踏み跡に引き込まれ北登山道付近に降り立った。

本コースは気軽に岩登り、ルーファイが楽しめるいいコースでした。
古賀志山に行ったら是非お勧めです。
しかし幾ら地形図なしだったとは言え、行きに帰りに単純なルート
ミスなんかして来月の人跡未踏の(ウソ!)県界尾根縦走に課題と
なりました。