山行記録
目的:積雪期足慣らし(南八ヶ岳 赤岳)
形態:縦走
実施日:2002年11月30日(土)、12月1日(日)
天候:曇り
参加者:石川(単独)
行程等:
11/30
  5:49 自宅発 10:30/11:00 美濃戸口 11:54/12:10 美濃戸山荘
 12:52/13:00 2025m? 13:53/14:00 2300m? 14:43 行者小屋
12/1
  6:35 行者小屋  7:57 地蔵尾根の頭  8:00/8:05 展望荘
  8:40/9:07 赤岳山頂  9:22 分岐 10:00/11:15 行者小屋
12:05/12:10 2150m? 13:17 美濃戸口

印象など
何度も(といってもテント泊は2回目)登った冬の赤岳。さしたる緊張感も無いが、体
力低下と久し振りの雪上歩行に不安がよぎる。とりあえず食料はいつものレトルト米+レ
トルトカレーを止め、アルファ米にして軽量化を図る。ところがよせばいいのに使いもし
ない撮影機材とワカン、スコップで4kg増し。何やってんだろう。久し振りの冬用テント
も重い。ということで、行者小屋まででヘナヘナになってしまう。
 ひそかにテント等一切を担いで赤岳山頂に登ろうと思っていたがあっさりあきらめた。
ヘロヘロ状態でテントを張っていると目の前に深沢さんが現れた。相変わらず飄々とし
ていて疲労感がうかがえないのはさすが。
翌日、行者小屋から赤岳まではいつものようにアイゼン無しで行く。特に不安感は無い。
下りはさすがに不安なのでアイゼンをつけたが、足は鈍っていないことが判って一安心
だが体力が足りない。水・行動食・防寒具だけを持って登ったがペースが上がらず、先行
する三人組の先頭に追いつけないのが悔しい。
稜線からは、雲海の上に浮かぶ北アルプスから南アルプスや蓼科岳までの八ヶ岳全山等
が見える。絶景。重い思いをして持ってきたカメラ置いてくるなんて何をやっているんだ
ろう。
 帰途、三峰口も過ぎた辺りで眠くなり、車を路肩にとめて一眠り。再び走り始めて少し
すると「オワッ、オートマなのにクラッチが繋がらない。」なんとか惰性で路肩に入れる。
大混乱で頭がグールグル。
 気を取り直して公衆電話を探すが無い。近所の酒屋で電話を借りてJAFを呼び、自宅ま
で運んでもらう。34200円なり。トホホ。