園、坂上両氏が危険を犯して藪山を渡り歩いていることに私は興味を持っ
ていて同行して話を聴いてみたかったところ「谷川岳西黒尾根」に行くとい
うの参加させて貰うことになった・が、前の週にいっぱい雪が降って「谷川
岳西黒尾根」はラッセルがきついのでないかと腰が引けていたら、「四阿
山」に変更になった。
 12/14(土)SKIを持って5:30花園道の駅。既に坂上、園がきていた。7:40
四阿高原ホテル着。外気は冷たいが快晴。準備をして8:40発。雪が結構ある
ので園はスノートレック、深澤は山ski。坂上は壷足。坂上の壺足の方が早い
かなと思っていたら牧場あたりで急に雪が深くなり坂上は辛くなってどんど
ん遅れていく。園、深澤が途中待っていたが、なかなか来ないので先に行
く。先行の松本から来た人と3人でラッセルを交代しながら一緒に登
る。2000m位の所で園、深雪に沈みがちなスノーとレックに疲れて休憩。ワイ
ンを飲み過ぎて下りてしまったそうだ。1:45松本人、深澤は四阿山頂上
着。2つの社が出迎えてくれた。風が無く暖かい頂上は珍しいようだ。浅間
山が噴煙を上げているのがよく見える。森林は雪を被っていてモンスターを
形づくっていた。松本人が下りた後しばらくして下降、これが辛かった。特
に頂上直下の登り返しが雪が深く壺足で腰まで入りなかなか進まなかった。
雪質が悪く、横滑りしないので曲がることが出来ず転ぶことしばしば。雪風
呂に入ってしまい起きあがるのに難儀した。こんな調子で滑っていたら日が
暮れてしまうのではないかと不安が走った。途中、園のシュプール確認、
けっこうカーブしていてしっかり滑っているようだ。さらに1840mで坂上の足
跡発見。よくここまで来たものだと感心する。きっとラッセルを満喫したこ
とだろう。やっと登山道を滑り降り、広い牧場を直滑降で飛ばして園に追い
つく。4:10まさに日が西に沈まんとするとき四阿高原ホテルに着いた。坂上
は既に車の中で暖を取っていた。2:30に着いていたそうだ。7:10花園着
 山skiで有名な四阿山に山skiで頂上を目指したが雪が深く辛かった。下り
も悲惨であった。四阿山は下の方は牧場でだだっ広く快適であったが上はス
ペースが狭く、skiに向いていないと思った。悪雪を滑れる技術を身につけた
い。(深澤記)