八ヶ岳「大同心大滝、無名峰南稜」 前夜發01/12/31(月)〜02/1/1(火)
メンバー 丸山(高嶺会) 深澤(熊谷山旅会)
前夜18時鴻巣駅。佐久をぬけて、途中坂でSLIPしてしまい上がるのに難儀
した。やっぱりチェーンを巻いた方が良かったか。10:30美濃戸着。
01/12/31(火)晴れ  8時美濃戸發。10時に赤岳鉱泉に着き、すぐ
テントを張る。11:30大同心大滝に行ってみると15人ぐらいがいた。トップ
ロープを張りに左に回り込んで凹状を登り(この登りが結構きつかった)最
後は懸垂下降して上部支点に辿り着く。左に回り込めばもっと楽に下りられ
た。上にも4人いてとてもトップロープを垂らせる余裕はない。諦めて懸垂
で下りて下部をトップロープで練習して帰る16:30。ここの滝は濡れてないし
見た感じ階段状である。月明かりがまぶしい夜、寒かった。
02/1/1(火)晴れのち曇り 5時に起きて7時にでる。前の集団に着い
ていってしまい。引き返して石尊稜へのトレーイスを辿る。去年来た所と
そっくりで、さらにトレースが付いているから間違えないだろうと登り始る
9:00(トレースは熊のもの)。去年と風景が違うので不安にかられて右の方
を眺めると石尊稜の見覚えのある木が見えた。途中追い抜いたパーティーの
リーダーがトポを持っていて調べたら無名峰南陵らしい。我々を先に行かし
て彼らは下りてしまった。第一の岩壁を越えると緩やかな稜線が続く。踏み
後があり、それを辿るも蛇行している。よく見るとこれも熊の足跡である。
稜線をさらに登り詰めるとさらに大きな岩壁が聳えていた。中央に走るチム
ニーを登る、後半が被っていてとてもきつい。おまけに風が強く雪が目に入
り目を開けられない足が場見えずに辛い登攀であった。やっと越えたらすぐ
稜線14:50。稜線の風もきつく目に雪が入り目がみえない状態であっ
た。16:00地蔵尾根。16:30行者小屋。17:00赤岳鉱泉。