谷川岳〜平標山 谷川連峰縦走 2001年9月23日(日) 快晴  坂上単独

ルート・コースタイム
 
 天神峠        6:20〜6:33
 トマの耳       7:45
 オジカ沢ノ頭    8:46
 大障子避難小屋  9:21
 万太郎山     10:25〜10:40
 エビス大黒の頭 12:32
 仙ノ倉山      13:27〜14:02
 平標山登山口  16:21
 湯沢駅行きバス 17:01
 上り列車(上越線)16:04(水上行最終)
 土合駅       18:25
 天神峠〜平標登山口までの歩行時間 およそ9時間(小休憩を含む) 

概略
 通算4回目の谷川岳。早朝5時前、土合駅前に車を置きロープウェイ駅まで
歩く(20分位)。気温は4℃。ちょっと寒いので、長袖の下着に着替える。
登山カードを記入し、6時始発のロープウェイで天神平へ、さらにリフトを乗り
継ぎ展望の素晴らしい天神峠まで行き、そこから歩き始める。雪(霜?)を頂い
た富士山も見えて既に山頂に来た気分。
 霜が降りている天神尾根をトマの耳まで行く。先が長いのでオキの耳はパス
する。上州側から風に吹かれながら、ほとんど雲のない上越国境をアップダウ
ンをくり帰しながら歩く。万太郎山あたりが縦走路の中間地点だろうか。行く手
にはエビス大黒ノ頭・仙ノ倉山の眺めが何とも言えないほど素晴らしい。歩い
てきた縦走路を振り返れば、肩の小屋がやっと小さく見えるだけ。双眼鏡で覗
くと肩の小屋からトマの耳は人の行列だ。平標に突き上げる沢がくっきりと目
に飛び込んでくる。仙ノ倉までは近そうに見えるが、コースタイムでは3時間。
万太郎山からの下りは笹が登山道に被い被さっており歩きにくい。笹の下に
は小岩や切り株などが隠れていてつま先をぶつけたりで痛い。そのうえ滑り
やすいときてる。
 縦走路で一番標高の低い毛渡乗越付近には川古温泉へ分岐する登山道が
ある。谷に目をやれば、勢いよく水の流れる赤谷川が見える。滝があるようだ。
 エビス大黒様を越え、仙ノ倉山への登り返しは、ここが縦走路の一番きつい
ところ。最後の踏ん張りどころだ。ようやく2026メートルの仙ノ倉山頂に着き、
いつものように美味しいビール。山頂に着いたときは10数名ほどいたが、そ
のうちに皆いなくなり一人になる。いつの間にか風は止んでいて暖かい。
 平標山まではいままでの縦走路に較べると大分歩きやすい。新しく木道が整
備されたようだ。平標山からは松手山経由でおよそ1000メートルの下り。
最後の下りでは膝はガクガクになったが、どうにか下山。コースタイムおよそ
11時間のコース、やはり日帰りはきつかった。 元橋バス亭からバスに乗り、
湯沢から上越線で土合まで行き車を回収し、湯テルメ谷川に立ち寄って帰った。