北岳バットレス4尾根下部フランケ、上部フランケ、Dガリー奥壁
010829(水)曇   町田(蒼山会) 深澤

概要と反省
 前夜、9時過ぎ高麗川駅から八王子を経て、中央高速をとばし広河原に着い
たのは1時近かった。少し飲んで眠る。
 朝、目が覚めたときにはすでに5時を回ていた。5:40広河原発。町田の足が
速い、8:30バットレス下。青空が広がっていた。先行パーティーが5尾根から
4尾根へと移動している。落石に注意しながら用をたして、9:20町田、深澤の
順でつるべで登攀開始。急にガスがかかってきてクライミングには涼しくてよ
い。Dガリー大滝を2ピッチ登ったところで下部フランケの取り付き点があっ
た。核心の3ピッチ目はA0で越える。5ピッチ目を終了してバンドを左にト
ラバースして、上部フランケ取り付き点11:00。3ピッチ終了したところで懸
垂下降20m。Dガリー奥壁取り付き点12:30。少し休んで1ピッチ目いきな
りハングを乗越し、つるっとしたフェイス、真っ直ぐ延びるクラック頼りに
指、手、足のジャムを利かせて登る。快適だが指も手も痛い。チムニーを2つ
越えて終了点に着いた14:20。少し休んで8本歯のコル15:15。16:00二股。17:
30広河原。川越21:20。22:10家着。
北岳は7,8年前登って以来である。取り付きまで長くて辛い、バットレス
に着いてホッとする。この長いアプローチがアルパインの快適なクライミング
を約束をしてくれるのかと思った。深澤記