山行年月日 02年1月6日(日)
山名 (奥日光)切込湖・刈込湖
Sさん、園

光徳駐車場0830…山王峠1150-1200…切込湖1420-1505…
小峠1630…湯元駐車場1730

前夜インターネットのチャット中に急遽スノーハイクに行く事が決まった。
湯元の駐車場に私の車を停め、Sさんの車で光徳牧場へ移動する。Sさんは
スノーシュー、私は山用ミニスキーであるが、降り続いた雪で登山口からトレ
ースは全くなく、膝まで、時には腰までのラッセルが続いた。ほんの軽いハイ
キングと多寡をくくっていたが、歩き始めて15分ほどで方角が全く判らなくな
った。SさんのGPS,高度計、地形図を使った巧みなナビゲーションがなかった
らすぐに敗退していたと思う。 一旦転ぶと起きようとして腕を突いても肩まで
埋まってしまい起き上がる事が出来ず、深雪の中でもがくことしばしである。
夏に逆方向(下り)だったとは言え40分だった山王峠まで3時間半かかってよ
うやく到着。涸沼への急下降はヒールを固定して滑走を試みるが、5mも滑る
と股まで埋もれてしまいうまく滑れない。なんとか涸沼に降り立つと同時に太
陽が現れた!誰も居ない 白銀の平原が素晴らしくきれいだった。
苦労して到着した切込湖の氷上で遅い昼食にするが、疲れすぎて食欲がで
ない。Sさんが作ってくれたホットワインや熱々ウィンナーでようやく人心地が
ついた。切込湖からはスキーでは登れない急登が何ヶ所もありその都度Sさ
んに引き釣り上げてもらう始末。深雪にはスノーシューが必要だ。
ようやく湯元温泉が見える金精道路に出た時には既に真っ暗になっていた。

低山でも雪山でのナビゲーションは慎重を期さないと危険だと痛感した。