上越/大源太山−旭原からの登山道−
平成13年10月20日
CL.山田 山室(会外) 山田瑞穂(6)&守門(3)
記/山田


 学生時代の友人である山室と山に行くことにしたのはよいが、結局子連れになってしまった。とにかくアプローチが短く、
登るのも短く、ということで選んだのが大源太山であった。上越のマッターホルンと異名をとるということは前々から聞いて
はいたが、登ったことはなかった。そして目的は「紅葉狩り」であった(はずだ)。
 登山口に着いたのは11時で、すでに狭い駐車場は車で一杯だった。日帰りルートなので、当然、朝早くから登りだしてい
るわけである。なんとかスペースを見つけて車を停める。背負子を使うかどうか迷ったが、荷物もあるので置いていくことに
する。果たして歩くか?3歳児。山には何度か来ているが、自分で歩かせたことはない。山の名前をいただいているのだから
立派に歩いて欲しいものだ。
 30分ほどで丸木橋の徒渉点。ここまでは極めて順調。天気も最高。紅葉はまだ早いのだろうか。ここから次の徒渉点ま
では、沢沿いの道で、大人にはどうということもない道だが沢側は切れており子供を歩かせるには不安を覚える。下の子供を
抱え、2〜3度ずり落ちかかった上の子供の肩口を鷲づかみにして歩く。
 2度目の徒渉点は驚きであった。ロープが渡してあるものの石も濡れており不安定だ。とりあえず友人に子供を預け、先の
様子を見に行く。登山道も少し分かりにくい。しかもかなりの急登である。徒渉点もロープにこだわらずに場所を選定し、友
人に先に渉ってもらうことにした。ところが、友人が転倒してドボンしてしまった。まぁ、流されるようなところではないの
で濡れただけだったが、一気に不安感が高まった。その後、子供を一人ずつ抱えて徒渉し、最後にザックを背負って徒渉終了。
こんなんでこの先大丈夫か?
 この先はとにかく急登が続く。ロープがずっと下げてあるような状態だ。上の子は心配ないが、下の子は気持ちだけあがって
体は後ろに転がるということが数度あった。行くのは良いが降りられるのだろうか?頭の中ではすでに下りのシュミレーション
をしていた。
 13時40分、帰りの時間を考えると限界だろうということで登高終了とした。ゆっくりとコーヒーを飲んだり、おやつを食
べたりしながらくつろいだ。紅葉もこのあたりまでくると綺麗だ。なおのこと、山頂まで行きたかったなぁとの思いが強くなる。
残念。
 下りは必死だった。ロープごとにピッチを切って、私が下の子を抱えて先におり、次に上の子に下らせ、最後に友人が降りると
いう繰り返しだった。時間的にも一杯一杯。駐車場に着いたときは、すでに薄暗くなっていた。
 夕闇にのびのび育ったススキが映えて、秋の山を楽しんだという充実感が体中に満ちていった。

【コースタイム】
花園道の駅8:00〜登山口11:00〜引き返し地点13:40〜下山開始14:30〜登山口17:00〜鴻巣(自宅)21:00