目 的 地 上州武尊山
登山期間 2001年7月29日(日)
参 加 者 坂上単独
天候:晴れ時々曇り

裏見の滝駐車場  7:00
 剣ヶ峰  9:32〜10:00
 沖武尊  10:55〜11:40
 裏見の滝駐車場 13:41
裏見の滝見物 〜14:10
沖武尊からの剣が峰 ->>
概説と反省
 宝台樹キャンプ場の先、武尊神社手前に車を置き、備え付けの登山届けを記入して7時
出発。しばらくは、林道歩きが続く。駐車場に着いたときは曇っていたが、次第に晴れて
きた。手小屋沢避難小屋へ向かう道を見送り、何度か小さな沢を渡る。広い沢を渡って尾
根にとりついたあたりから、急登となる。ハチがしつこい。頭上をブンブン飛び回ってい
る。昨年の7月上旬に川場野営場から、登ったときもそうだったが、本当にしつこい。写
真を撮ろうとカメラのファインダーを覗くとまたハチがやってきた。刺激しないように放
っておく。視界が開けてくると、左手に沖武尊らしき山が見えてくる。右手には独特の形
をした獅子ヶ鼻山が目に入る。剣ヶ峰山頂に誰か立っているのが見えた。冬、川場スキー
場の最上部のリフトから険しく聳える剣ヶ峰を眺め、いつか登りたいと思っていた。剣ヶ
峰山頂に着いたときには沖武尊方面はガスで見えなくなってしまった。玉原湖がすぐそば
に見える。遠くに雲の間から頭を出している山が見えたがわからない。ここで昼食といき
たいところだが、沖武尊までの歩きがあるので我慢する。
 沖武尊までは前半はいくつかのアップダウンを繰り返し、50メートルほど下った後か
ら、また200メートル程登らなければならないが、これが思ったよりもきつい。沖武尊
から剣ヶ峰に歩く方が楽をできそう。ここ剣ヶ峰から沖武尊の縦走路はシャクナゲの木が
多い。シャクナゲの咲く頃に歩けばもっと素晴らしいことだろう。家ノ串、中ノ岳を眺め
ながら、最後の沖武尊への登りになる。この登りは見上げると嫌になる。ガレ場を登りき
ると標高2158メートルの沖武尊に着く。何はともあれ、冷たいビール。山頂はあまり
広くないが、展望はすばらしい。特に、先ほど歩いてきた剣ヶ峰方面の眺めは何とも言え
ない。空気の澄み渡った秋あたりなら、もっと遠くも見えて最高だろう。15名ほどいた
が、狭いため賑やかに感じる。100名山のわりには静かかもしれない。上州武尊山付近
はハチが大量に発生するとことなのだろうか?山頂で話した人で、ハチにかみつかれ?頭
から血が出てきたとか言ってた人がいた。やはり、黒は危険のようだ。髪の毛も黒以外に
染めた方が良いかもしれない?
 往路の登りも険しかったが、下山もクサリやロープがあり険しい箇所がある。今回もま
た重登山靴でやはり靴擦れになってしまった。
 下山後、裏見の滝を見学して、嶺紅館で温泉に立ち寄り、帰路を急ぎ、選挙投票に向か
った。                                  坂上記