5月春合宿 5月2日〜5日 とりあえずの報告です。

今回は北沢峠にキャンプし、甲斐駒と仙丈を登山することに決着。ただ日程が連休最後の6日まで入るのがちょっと大変だなー。という気掛かりあり。とにかく、5月2日18:30熊谷に集合。上信越道から松本へ、さらに中央道で伊那まで車を飛ばす。雨が結構はげしく降っている。高遠を経て、今夜の泊まり場を求めているうちに戸台にもうすぐの所まで来てしまった。しかし最近出来た林道に間違って迷い込んでしまい、駐車場に着いたのは24:00になってしまった。戸台の駐車場には車が2台しかない。今年はラッキー、キャンプ場で伸び伸びできると思った。がこれが間違いの元だった。雨の中、嫌だったがテントを張って就寝。

5月3日、朝6:00前夜からの雨が激しく降り続いている。深沢さんは、「こりゃ停滞にしようよ」と言っていたが、私は何とかして今日北沢峠に行きたいと思っていたので、起きて朝食にする。雨の止むのを待つ事しばし、止まないが出発にする。出発9:15。堰堤に10:05。その先で、左岸に渡るのだか、雨で増水しているので、いい場所がない。男性5名は適当に行ったが、真弓さんは足を滑らせドボン。さて、そのころ天気は回復して清々しい青空が見えてきた。日ざしが強いなか角兵衛沢出合に11:30着。「北沢から双子山への稜線は結構急だな。駒津峰あたり結構雪が着いているなー」とか考えていた。丹渓山荘に12:30着。ここで市川さんがサングラスを落としてしまい見つからなかった。八丁坂は急な登りだが、道は良いし、一気に登ればとてもはかどる。しばらくで雪の道になり2ピッチで大平山荘につく。あれ?林道が除雪されてる。しかし気にしなかった。キャンプ場到着16:00。あれ−?何でこんなに混んでるの?みんなタクシーで入山したのか?と不思議だった。とにかくテントを2張り設営して、ビールで乾杯。でももう売り切れだそうで残念。水は道の湧きの流水からとる。以前は違ったような気がしたが。水汲み役はジャンケンでいきなり負けた私に決定。夕食は、真理さんが担当。米も芯がなく炊け、おいしかった。今日の疲れで明日はゆっくり出発にする。

5月4日、6:50出発。かなりゆっくりだ。仙水小屋に着くと美味しい水が流れていた。仙水峠に着くと雪を沢山頂いた前仙丈岳が良く見えた。一方反対側の摩利支天が高い。「あんな上まで行くのか。大変だなー。あの駒津峰までの登り、大変だろうなー」と考えていた。天気はよかった。2人づれの登山者から、バスが歌宿沢まで来ている事を知り、びっくりとがっくり。それで、戸台には車がなかったのか!でも帰りは楽できるからいいか。いよいよ駒津峰へ登る。10:00頃到着。仙丈が良く見える。北岳、間ノ岳、塩見岳もいい。10:30出発。駒本峰の登りにかかると岩稜である。変なトレースがあり、深沢さんは強引に直登してしまった。後を追った市川さんは、途中で行きづまり、必死でクライムダウンしたとの事、本当のルートはやや右を巻いていた。そんなこんなで最後の登りであるが、山頂に12:20頃到着。やや雲が出て、遠くの視界は効かなかった。しかし仙丈岳は相変わらずしっかりと見えた。「また明日仙丈岳はこんなに登るのか、楽して帰りたいな」とふと思う。山頂はステージの上にでもいるような感じがした。13:00下山。岩稜の下降は楽しかった。しかし駒津峰の登りで体力と気力が失せる。駒津峰の下りで、歩くのがいやになってしまい。バテたのでゆっくり休みにした。下から重い荷物を持って登って来た写真家の人にあった。「あの斜の光りがちょうどいい」のだそうだ。また黒戸尾根を一気に越えてきた人とも会った。仙水峠に着くと真弓さんがいた。仙水小屋でゆっくり休んでからキャンプ地に戻る。18:10。先頭メンバーは17:00にはもう戻っていたとのこと。疲れたので明日は帰ることに変更。

5月5日。ゆっくりしてもいいのだが、バスに乗るため7:45出発。大平山荘で聞くと、バスは3年くらい前から、連休前に運行する事になったそうだ。そういえば前回はもう5年くらい前になる。バス停の歌宿に、9:10着。途中鋸岳と甲斐駒ヶ岳が良く見えた。歌宿は何も無い所だった。臨時バスが出て10:00にスーパー林道を下っていった。車を取りに行く必要があるので、橋のところで、山崎さんと市川さんが降りる。荷物でいっぱいなので窓から降りた。残る我々はバスの始発駅に到着。車は11:30頃にバス停に来た。バス停にある仙流荘で風呂に入った。なかなか快適であった。帰りは高遠でソバを食べ、諏訪南インターから甲府、雁坂経由で熊谷についた。

参加メンバー:熊谷、山崎、市川、羽鳥真弓、羽鳥真理、深沢、坂上

熊谷記

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