2000年6月24日〜7月2日 ヨーロッパアルプス

ヨーロッパアルプス登山の初心者として、どの山を狙うか迷ったあげく、ブライトホルン組と、ユングフラウ組に決定しました。次に登り方では、慎重にという事と、現地ガイドに興味があったので、ガイドを雇っての登山に決定。海外旅行も兼ねてのため、各人山は1座のみ。でもなかなかこんな贅沢はできません。

ブライトホルン(4164m)の勇姿です。この山はアルプス4000m峰としては最も手軽に登れる山で、ヴァリス山群の回りの4500m級の山に比べれば低いのですが、こうして見ると、やはりなかなかのものです。
ブライトホルンの山頂にて。松永さんと高見さん。高見さんはやっとの思いで登り、松永さんには簡単すぎたようです。この日は快晴で、背後のマッターホルンを始め、ヴァリスの山々が一望できたそうです。うらやましい。というのは、このとき私はベルナーオーバーランドにいて、曇りの天気だったのです。
ベルナーオーバーランドを代表する山ユングフラウ(4158m)。ユングフラウフィルンから見たユングフラウは、氷原に浮かぶ岩山といった感じ。この山に登るはずだったのですが、登頂の日は、吹雪になってしまい、残念ながら断念。このユングフラウフィルンを横切ってオーバーメンヒヨッホの小屋に着くのですが、晴れていれば、スパッツもいらないほど良く踏まれた雪道でした。
オーバーメンヒヨッホの小屋にて、ガイドの皆さんと。ガイドの皆さんには食事まで作っていただき、ほんとにありがとうございました。冬期の小屋(7月始めから正式オープンだそうで、6月末はまだ冬期扱い)は入り口に近い2段ベッドで計10名分くらいのスペースしかありません。我々はガイドと一緒だったので、3階の部屋を鍵を開けて使用することができました。
メンヒ(4099m)山頂と背後のユングフラウ。ユングフラウに登れなかったので、急遽、メンヒを日帰りで登る。思ったより結構岩場もあり、今回はガイドをつれて2時間15分で登りましたが、自分達だけでは、スタカットでもっとかかったと思います。山頂には我々以外には誰もいませんでした。この日は比較的天候に恵まれました。
メンヒ山頂から望む左からシュレックホルンとラウターアールホルンの山塊と、右に盟主フィンシュテルアールホルン。

これらの山々に登れるのは、まだまだ先になるでしょう。なにしろ次はモンブランやマッターホルンに行かなくては。それも2年は先の事、早くても5年は先でしょう。ああ。

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