マチガ沢「東尾根」

5時に起きて、出発の準備にかかったが、昨夜の宴会の片付けなどに手間取り、少し遅れて出発6:40。7:40第一見晴らし台。雪渓の様子を見てとても南西稜の取り付きまで上がれそうもないので、東尾根に変更。見晴らし台の直ぐ下に雪渓があり、斜面をみんなでヘツッテ行く。滑りやすく必死。雪渓の上を歩いた方が楽だった。F1で錆びたピッケルを拾う。お荷物になりそうだが、持って行く事にする。F1を越えてシンセン沢、みんな足が揃っていて早い。俺ひとり遅れがちだ、それにやけに眠いし、水の飲む量も多い。酒の飲み過ぎか疲れているのか。二股で左股、2ピッチのクラックを登る。上部は結構難しかった。もろい岩場を抜けると東尾根に着いた。草つきの岩場を一気に登って見晴らしのよい観倉台。ここからオキの耳が見える。第一岩峰は右の草付きをトラバース、長野がザイルを張る(2本接続)。人影が見えるオキの耳の直下をよじ登り、頂上に着いた時、登山客の拍手を浴びた。12:30。1:30トマの耳通過、2:00巌剛新道分岐、途中、沢で水をたっぷり飲んで駐車場3:15。4時出発、湯テルメ駐車場の前で少し待って、入浴。湯上がりにBEERを飲んだが休憩室の冷房が効いていないのでまた汗をかいてしまった。5:00そば屋。下山祝いをして、6:00発。高速は少し混んだが本郷さんが運転してくれて一眠りできた。家着8:40。2日間のクライミング今年は雪渓が多く残っていてアプローチが危険で、緊張した。情報を手に入れて、装備、コースなど細心の注意が必要だ。

深沢記

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