院内嫌気培養システム

 日常臨床において嫌気性菌をいかに除去する事が、根菅治療や歯周治療の成功のカギだと思います。そこで、先生方の診療室内で手軽にできる嫌気性菌の培養方法をご紹介します。簡単にできますが、さらに詳しい知識を求めたい方は大阪歯科大学教授の福島久典先生のチェアーサイド嫌気培養講習会を受講されてください。

小峰歯科医院の嫌気培養システム
難治性根菅治療に!

必需品

アネロパック
ガスを発生させ、酸素を吸収する。水などは一切使用せず、密閉ビニール袋へ入れるだけOKです。1個で寒天培地(シャーレ)2〜3個分は大丈夫です。

必需品

カルチュレット
嫌気性菌用の 培地に塗末するためのものです。(滅菌済み)

必需品

インディケーター
真空パック内が無酸素状態であるかを確認する為のもの。 (色の変化で見る)

サンプリング

滅菌ペーパーポイント
滅菌 ペーパーポイントで根菅内からサンプリングします。

サンプリング

カルチュウレットに滅菌水をしめらせ、酸素に触れないようにサンプリングします。

塗末

均等塗末でも分離塗末でも目的に応じて行ってください。

必需品

専用パウチ
専用パウチ(密閉袋)に嫌気性菌用血液寒天平板培地とアネロパックを封を切り、インディケーターと一緒に入れます。

必需品

インキュベーター
密閉型のものでなくてもかまいません。簡単なものでも十分です。ちなみに左の写 真タイプで100個ぐらい入り、コンピュータ制御のもので80,000円ぐらいです。

48時間培養

48時間培養後、コロニーを調べます。根菅内から嫌気性菌が検出されなくなるまで根菅治療を繰り返します。

再検査

検査を繰り返し、ネガティブになったら根充します。このとき、左側のサブロー寒天培地(カンジダ選択培地)のネガティブも確認すると良いでしょう。

 このような嫌気性培養は根菅治療だけでなく、ペリオの歯周ポケット内の検査にも利用できます。特に難治性のものは有効的ですので、お試しください。再発率が極端に減少します。学会論文(小川等による研究論文)に発表されております。
 この嫌気培養システムの材料はKDLaboで入手が可能です。