家庭でできる「むし歯」予防法ですが、できましたら予防のできる歯科医院で
予防プログラムをお受けください。ここでは小峰歯科医院でお奨めする家庭療法について解説します。

 日本では「むし歯」予防にはブラッシング(
プラークコントロール)が重要と90%ぐらいの歯科医が答えるそうです。しかし、欧米ではフッ素が重要であると答える歯科医が圧倒的に多いのです。すなわち、日本の常識が異なるのです。
 そこで、「むし歯」予防のポイントを簡単に解説します。

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 基本的には歯科医院の予防プログラムにて予防をしてください。予防は治療とは違いますので痛いことはありません。!

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 むし歯予防の世界の常識はフッ素なのです。むし歯予防に最も効果的な手段ですので、必ず実行してください。

フッ素の種類

  主なフッ素の種類を紹介します。
MFP(モノフルオロリン酸ナトリウム)

効果少
フッ化ナトリウム

効果少
フッ化第一スズ

効果大
このように3種類ありますが、日本のハミガキ剤はMFPまたはフッ化ナトリウム入りのものです。しかし、フッ化第一スズに比べると効果は半分以下です。従いまして、ハミガキ剤によるむし歯の予防はあまり期待できません。
 ●フッ化第一スズは細菌抑制効果があり、
歯垢が付きにくい特徴があります。また、再石灰化(自然治癒)させる効果が高いのです。しかし、日本では手に入りにくいのが残念です

 

フッ素の応用法

 フッ素の取り方を紹介します。

全身的応用
上水道に添加 世界中で最も広く応用されている。
フッ素の錠剤 特に子供達に応用。アメリカや台湾にて使用されている。
フッ素入り食塩 フッ素の上水道化されていない地域で応用。
飲食物に添加 乳児や小学生に応用。ロシアや中国で実施されている。

局所的応用
歯に塗る 日本で行われているポピュラーな方法。
洗口法(うがい) フッ素の上水道化により、応用されなくなった。
フッ素入りハミガキ剤 最近、日本でも普及してきたが、効果の少ないフッ素を利用。

 
私はフッ素による洗口法をおすすめします。次に小峰歯科医院で行っている家庭でのフッ素の応用法を紹介します。




効果的なフッ素の応用法
 前述のフッ素の種類でフッ化第一スズが最も効果が高いことを説明しましたが、
このフッ化第一スズを用います。国内では次の2種類が入手可能です。



 ☆ジェルティン

  主成分(フッ化第一スズ)
株)モリムラ
   TEL0120-33-8020
   FAX0120-66-8020
   ラズベリー・オレンジ
   ライム・ミント
   グレープなどのフレーバー
    があります
使用法:就寝前にブラッシングし、その後歯ブラシに小豆大の量のフッ素をつけて歯全体的に塗り込むようにブラッシングしてください。そして、そのまま「うがい」をせずに就寝してください。その後はもちろん何も口にしないでください。


☆ホームジェル

 主成分(フッ化第一スズ)

株)オーラルケア
   TEL0120-500-418
   FAX0120-500-518
   ラズベリー・オレンジ
   ライム・ミント・バブルガム
   グレープなどのフレーバー
    があります
使用法:就寝前にブラッシングし、その後歯ブラシに小豆大の量のフッ素をつけて歯全体的に塗り込むようにブラッシングしてください。そして、そのまま「うがい」をせずに就寝してください。その後はもちろん何も口にしないでください。


使用方法はどちらも同じです。

 むし歯予防にはこのフッ素は不可欠ですので、ぜひ、ご使用ください。

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「むし歯」も「歯槽ノーロー」も、そもそも食生活の変化から生じた病気です。
基本に戻り
食事について細かく解説します。

 小峰歯科医院における予防患者(約700人)「食事のアンケート」の結果
「食事の所要時間」が大きく影響することがわかりました。

 


食事の所要時間


  
食事の平均所要時間が    
15分以内 むし歯が多い
30分以上 むし歯が少ない
15分に近い ややむし歯が多い
30分に近い ややむし歯が少ない


つまり、食事にかける時間がむし歯のつくり易さに大きく左右するのです。もちろん、食品の固さも影響しますが、咀嚼回数(咬む回数)が問題なのです。

 咬むことにより、歯をきれいにする「だ液」がたくさん出てむし歯を予防するのです。このだ液により再石灰化(自然治癒)が促進されます。


 

  食品はひと口30回以上咬んでからのみ込みましょう”


食品の種類

 咬む回数を増やすには、それなりに咬みごたえのあるものが良いでしょう。
咬みごたえのあるもの 肉類、魚介類
水っ気のないもの ナッツ類、干物類
食物セン維の多いもの キノコ類、野菜、切り干し大根、海草類

調理方法

 食材を変えることによって咬む回数が増やすことができます。
スパッゲティー
ナポリタン(ソーセージ入り)

680回
ボンゴレ(あさり入り)

765回
いり卵
そのまま

200回
エノキ茸入り

400回
サンドイッチ(耳付き)
焼かない

384回
焼く

796回

調理のポイント

・カレーライスなどで具の大きさをできるだけ大きく切る
・固いものを必ず入れる
・水分を少なめにする

砂糖制限

 当然、砂糖を制限すればむし歯の予防につながりますが、そんなに厳しく制限しなくても大丈夫です。
あんなに甘党のアメリカ人もむし歯は少ないのですから。

食事回数と時間帯

 食事の回数が少なければ少ないほど、むし歯にはなりにくくなります。
間食をできるだけ少なくしましょう。最も大切なことは夕食後は水とお茶以外は口にしないことです。
これらの問題はよほど口の中がむし歯になりやすい人だけ注意してください。

 小峰歯科医院ではこの食事指導を重点的に行っており、既に多くの患者さんに満足のいく結果が得られております。
このページをごらんになって家庭できる最も手軽な方法であることがわかると思います。

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 プラークコントロールというと「歯ブラシ」を連想すると思いますが、実は歯ブラシだけではないのです。
最も大切なことは口の中の
「細菌」を減らすことなのです。
すなわち、歯ブラシだけに固執しないでいただきたいと思います。

プラークコントロールの方法

 プラークコントロールの方法について解説します。

ブラッシング 方法はたくさんあります。あなたに合った方法が良いでしょう。他のサイトでブラッシング方法の説明を参考にしてください。
歯間ブラシ フロスシルクでもかまいません。これも他のサイトで研究してください。歯科医院でも教えてもらえます。
マウスウォッシング いろいろな種類が市販されております。最も殺菌効果のあるのが「リステリン」です。ただし、辛いので子供には無理かと思います。
食事療法 食生活のページで説明済み、最も安全で効果的です。
薬物療法 これも効果的ですが、歯科医院の予防プログラムにて可能です。細菌の種類によって口の中の汚れが異なることが判っております。その菌を除菌するクスリを使用する方法です。
うがい うがいも有効な手段ですが、食後3分以内に実行しなければ効果ありません。細菌が食べカスに作用する前であれば簡単に洗い流せます。3分過ぎてから「うがい」してもあまり効果は期待できません。
キシリトール 口の中で酸を作らせませんのでむし歯予防に効果があります。食後、就寝前が効果的です。
重曹(重炭酸ソーダ) これもアルカリで口の中の酸を中和させ、むし歯を予防する方法です。アメリカでは重曹入りのハミガキ剤があるそうです。直接、重曹を歯ブラシにつけてブラッシングすればOKです。ただあまり美味しくないです。


 この中で最もお奨めなのは食事療法と「うがい」です。
手軽ですが、一番難しい方法かもしれません。生活の習慣にすることが大事です。
小峰歯科医院ではむし歯予防にブラッシングを期待しておりません。
ただし、
歯槽ノーロー予防にはブラッシングが一番大切でありますので、誤解のないようにお願いします。

 プラークコントロールとは食べカスを除去することではなく、
口の中の悪いことをする細菌を除去することなのです。

 むし歯や歯槽ノーローの原因菌が存在しなければ歯ブラシなどしなくとも全く心配ないのです。
よく検診時にブラッシングをしていないのにむし歯が一本もない子がいます。
その子のお母さんに聞くとお母さんも子供の頃からむし歯ができたことがないそうです。
つまり、むし歯の原因菌さえ存在しなければ問題ないということなのです。


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 むし歯の原因にストレスも大きな要因になります。
従いまして、ストレスの解消もむし歯の予防につながります。
小峰歯科医院の指導方法を紹介します。

大西教授の学説

 ラット(ネズミ)を砂糖を与えず厳しいストレス下で飼育してみると「むし歯」が発生した。逆にリラックスした条件下では砂糖を与えても「むし歯」は発生しなかったということを発表しました。

 神経系の緊張度を変えると歯の中の歯髄(神経といわれている部分)の内圧が減少し、歯の外から中へ細菌が入りやすくなるからと説明しています。

ストレス解消法
 
通常のストレス解消法でかまいません。私は歯科医ですから、歯科に関連した解消法を説明します。

食事は楽しく会話をしながら
 
やはり、楽しく会話をしながら食事をいただきますと、だ液の分泌もよくなり食事も美味しくなり食事の所要時間も長くなります
できれば一人での食事は避けてください。また、テレビを見ながらの食事もすすめられません。

人との会話を積極的に!
 
人間は他人との会話でストレスが解消ができるものです。もちろん、気が合う仲間が良いでしょう。
小峰歯科医院において口内炎のできやすい患者さんの職業はほとんど会話のない仕事に従事していることが判りました。
また、むし歯や歯槽ノーローに罹患しやすい患者も圧倒的に多いことにも驚きました。
“会話を積極的にし、仕事を楽しみながらやりましょう”

 最後に歯科医院で受ける予防プログラムは痛い治療ではありませんので、ぜひお受けください。
歯科医院では検査をしてあなたに合った方法で予防のプログラムを指導してくれます。

                                                           By:小峰歯科医院


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