「体を温めると」病気は必ず治る
                          石原結実

解説 小峰一雄  
第1章 病気は「冷たいところ(血行不良)」に起こる!
 人間は外気温や体温が一日中で最も低くなる午前3〜5時が、死亡率が一番高く、喘息発作やアトピー性皮膚炎のかゆみがひどくなる。このように体温は人間の健康や生命にとって極めて重要である。最も恐れられているガンは心臓と脾臓には発症しない。そのわけは体の中で最も体温が高いところなのでガンにならないのである。これらからガンが熱に弱いことは、これまでの疫学調査やさまざまなエピソードが立証している。
|甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は新陳代謝がよくなりすぎて起こる病気で発ガン率は1/1000とされている。
}イタリア・ローマ近郊にポンティン沼周辺の住民は、ここに棲む蚊に刺されマラリアにかかり高熱をだしていた。彼らにガン患者は少なかった。
~ドイツのブッシュ博士は丹毒や肺炎などの感染症で高熱が続くとガンが治ってしまう患者いるという論文を発表。
ニューヨーク記念病院のコーリー博士は連鎖球菌と霊菌から抽出した混合毒素で手術不能のガン患者に投与し発熱させたところ、134/312人有効であったと報告。

%本でも国立感染症研究所にて人間の子宮ガン細胞は39.6℃以上で10日間くらいで全滅するという結果 を発表。

 こうしたことにより、現代医学でもガンに対する温熱療法が行われるようになった。
 現代人は体を冷やしている
@ 下半身の運動不足
A 夏型の暮らしを一年中することと冷房の悪影響
B ストレスで血行を悪くしている
C 入浴法が悪い
D 食べ物・食べ方で体を冷やしてしまう 

 

・ 食べ過ぎ
・ 体を冷やす食べ物
・ 塩分制限の悪影響(日本全国に減塩運動がおきているが、実際には塩分制限をしても高血圧症は減少していない:厚生労働省「患者調査」)
・ ペットボトルなど水分の摂り過ぎ
・ 薬(化学薬品)ののみ過ぎ(化学薬品は甲状腺ホルモン剤以外は、ほとんどが体を冷やす)
 確かに最近は低体温の患者さんが多い、自分自身も体温が下がってきていることを自覚していたのであった。
第2章「ただ温めるだけ」で見事に治ってしまうメカニズム
 血液が汚れてくると体内ではその汚れから細胞を守ろうとして、次のようなことが起こると考えられる。
  @ 発疹
A 炎症
B 動脈硬化、高血圧、血栓
C ガン、出血
 これらの説明は最初は理解しにくいが、この本を読み終わる頃には理解できるようになった。しかし、現代医学では日常的に受け入れられていないが、安保先生の免疫学等で時間の問題と思われる。
 病気と闘う「白血球パワー」を活かせ!
 白血球は体で起こるすべての病気に関わっている。病気を予防したり、治したりするには、この白血球の働きをよくしてやればいい ということになる。ほとんどの病気で 発熱するのは、この白血球の働きを高めて病気を治そうとする自然治癒力の表れである。つまり、日頃から体を温める工夫をしておくことで、病気を防ぎ、なおすことができるのである。
第3章以下体温を上げる食事について書かれている。   ここでは省略したい。
 ぜひ、ご一読していただきたい。私もこの一冊の影響により、現在免疫学を勉強中である。日常臨床において免疫学を導入して新しい発想で対応するようになった。元々、投薬を好まない臨床であったが、ますます自信がつき患者さんへの説明にも自信が持てるようにな文献になったことに感謝したい。