Doc's Best Cement 最新セメント

 歯科界において「目から鱗」のセメントが存在しておりました。先日、2006年9月20日(水)にテキサス州ヒューストンのWestin Oaks Houston HotelにてドックベストセメントDoc's Best Cementの講習を受けてきました。

ドックベストセメント Doc's Best Cement
 
 特 徴  
  このドックベストセメントDoc's Best Cementは「う蝕」治療において画期的な治療法です。通常の「う蝕」治療は軟化牙質を除去し、感染した歯牙組織を全て削除してから充填やクラウンのセットを行う。ところが、このセメントは軟化牙質(感染牙質)を完全除去せず、充填することが可能である。しかも、充填後は感染牙質は再石灰化し治癒してしまうのである。こんな夢のセメントが存在していたのである。今回、このセメントは患者さんの歯を守ることのできる、すばらしい商品であることを確信し、日本歯科界に広めることをCooly社長に約束して帰国した。
 

入手方法

 http://www.epecohouston.com/

 個人輸入のかたちで入手してください。

症 例 1
小臼歯のかなり深いカリエス(むし歯)
歯髄炎はないが感染牙質を削除すれば抜髄は必至
従来の3Mix-MP法を試みたいケース
とりあえず、ラバーダム防湿
必ずしも必要はない
洗浄後、軽く感染牙質除去
あくまで露随しなように注意を払う
感染牙質は2mm以上残して良い
Doc's Best CementパウダーとCopaliteを混ぜる
PowderとCopaliteを混ぜたものを感染牙質表面に塗布
この塗布により、象牙細管に殺菌成分が浸透し、象牙細管内から歯髄まで殺菌する
Doc's Best Cementの液と粉末を練板に用意
粉末を6から9分割して少しずつ練和し、糸を引くぐらいの粘度に練る。
練り終えたセンメントを充填する
最終充填
時間が経過すると感染牙質が再石灰化し自然治癒する
症 例 2
本症例も感染牙質除去すれば抜髄必至の症例
今回は洗浄のみ削合せず

Doc's BestのPowderとCopaliteを混ぜたものを塗布
象牙細管にまで殺菌成分が浸透する

Doc's Best Cementの粉末と液を練り、充填
最終充填で終了

 このDoc's Best Cementは3Mix-MP法のように抗生剤の薬効低下はなく永続的に薬効があるため、一回の操作充分である。それに抗生剤を使用しないため、アレルギー等の心配はない。また、プロピレングリコールを使用してないので発ガン等の心配はないのである。

 また、歯内療法においても根充時の一回の使用で充分。歯内療法において今までの常識を破る手段と成り得るであろう。今後、歯内療法においての症例も紹介したい。